【20系700番台の日】ホビーセンターカトー 10-914 ホリデーパル | 金屋代かずおのお部屋

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明日は2月7日です.元祖ブルートレインとして知られる20系には700番台に改番されたジョイフルトレイン編成が一つあり,それも製品化されています.それが「ホビーセンターカトー(ラウンドハウス) ホリデーパル」です.

 

「ホリデーパル」編成自体は国鉄時代に組成されましたが,JR化後は20系の常識を覆す白と青のツートンに紫帯という塗装になりました.

ナハネフ22もこの通りです.

ナハネ20は車内にも手が付けられていますが,製品では表現されていません.タイプ品たる所以です.

オシ14を改造したオハ14 701もセットに含まれています.この製品が発売された際,KATOではオシ14は未製品化であったため,既存のオシ24を塗り替えて再現しています.実車には窓の加工がなされていたようですがもちろん再現はありません.KATOの24系旧製品はスケールより少し車体が短いなどといった特徴がありますが,現在でも使いどころはある模型です.

テールマークは「ホリデーパル」の他に,この車両を用いてよく運行されていた東京〜博多の臨時急行「玄海」が含まれています.

運用としては,JR西日本にとどまらない各種の機関車で牽引されていました.EF66も時代的には合っています.

多客臨時列車のほか,「シュプール号」として大糸線で使用されたこともありました.「ホリデーパル」は下関を拠点に使用されていたため,いかにJR西日本エリアが広いか,いかに当時のスキー需要が大きかったかを物語ます.

各車両は既存の20系と,オハ14 701は既存の14系・12系と併結可能であり,未改造の車両と連結されたこともありました.

 

2004年に発売されたこの製品は比較的長い期間市場に残っており,筆者は過去に上京した際に初めて「タムタム秋葉原店」を訪問した際に,地方では考えにくい割引率(30%引き)も含めて驚いたのをよく覚えています.地元の車両ということもあり,現在でも比較的よく使う車両です.

 

大糸線といえば,当ブログでは「【旅行記】23/11大糸線雪月花」を連載中ですが,近日中に連載を再開します.速報で伝える必要がある出来事が多すぎて,1週間以上もストップしていました.

 

 

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