大阪上本町発の急行の中では青山町行きと並んで当たり前の存在である名張行きですが一時期は青山町行きばかりだった頃もあり、その頃は「名張行きの急行って全然見ないよなぁ」って思ったこともあります。大阪上本町発の名張行き急行は片道67.2kmを走りますが阪伊間列車とは異なりトイレの無い編成で運行する列車もあり、中には4両トイレ無しという急行らしくない列車もあります。


(2024.1.1 河内山本〜高安間にて撮影)

 名張行き急行に充当される1620系VG22です。この形式もVG23が更新工事を受けて外観・内装共に一新しており、他の編成への施工も早く行ってほしいって思っていますが見慣れた方向幕や上にあるハロゲンライトの前照灯が無くなっていくことになるのでそれは残念とも思っており、前照灯のLEDライト化は歓迎するものの元の位置のままの方が良かったと思うこともあります。


(2024.1.1 河内山本〜高安間にて撮影)

 撮影した名張行き急行は大阪上本町11:51発の1127レで、元から4両トイレ無し編成による運用ですが新旧様々な形式が充当されるため1620系が来ることもあれば古参車の2430系が来ることもあり、狙う楽しみが多いです。1620系は全編成トイレ無しなので普段は青山町から伊勢中川方面へ行くことはありませんがダイヤ乱れ時には行くことがあり、過去には唯一の6両固定車であるVF41が近鉄名古屋まで行ったことがあります。