ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

いつまで走るか 東急9000系9015F

2024年02月06日 00時00分00秒 | 写真

今回は、東急9000系のラストナンバー、9015Fです。大井町線B各停の大井町行きとして、溝の口駅(DT10、OM16)3番線に到着するところを撮影しました。

 沿線の方には御馴染みのことですが、大井町線には二種類の各駅停車があります。B各停または青各停は、田園都市線の高津駅および二子新地駅に停車する「田園都市線経由」の各駅停車です。これに対し、G各停または緑各停は、高津駅および二子新地駅に停まりません。両者は、正面左上の種別表示で簡単に識別できます。田園都市線、東横線および目黒線の各駅停車と同じく青い背景に白い字で「各停」と書かれていればB各停、田園都市線の準急と同じく白い背景に緑色の字で「各停」と書かれていればG各停です。

 大井町線の各停の原則はG各停です。そのため、高津駅および二子新地駅には大井町線の駅ナンバリングが付されていません。また、B各停の本数は少なく、とくに上りの運行時間帯は限られています。溝の口駅の時刻表を基準にすると、平日の16時台以降、土曜日・休日の17時台以降には上りのB各停は運行されていません。

 いつの頃からかはわかりませんが、大井町線の各駅停車として運行される車両には、御覧のように大井町線のステッカーが正面および側面に貼られています。田園都市線の鷺沼駅始発の大井町行き、大井町駅始発の鷺沼行きがあるからでしょう(勿論、誤乗防止のためでもあるでしょうが)。

 ステッカーのデザインですが、左下から右上に伸びる太い矢印が大井町線を意味しており、細い線は、左から田園都市線、東横線、目黒線、池上線を意味しています。田園都市線の溝の口駅、鷺沼駅、長津田駅、さらには中央林間駅を始発駅として、二子玉川駅で田園都市線と別れ、自由が丘駅で東横線と交差し、大岡山駅で目黒線と交差し(というより、実際には目黒線の間に入り込む感じですが)、旗の台駅で池上線と交差し、大井町駅に至る、という訳です。

 なお、大井町線の急行用車両である6000系および6020系には、大井町線のステッカーが貼られていません。また、東急線の他の路線で、このように路線名のステッカーを付けて走る車両はありません。


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