(前回記事の続き)
普段なかなか乗れない離島航路の貨客船「あおがしま丸」に乗船し、東京湾を半日かけて周遊する団体ツアー
ツアーを企画したのは、小笠原諸島専門の旅行会社「ナショナルランド」
今回乗船する「あおがしま丸」は、
太平洋に浮かぶ伊豆諸島最南端の有人島で絶海の孤島・青ヶ島定期航路向け(八丈島〜青ヶ島)の貨客船として建造され、伊豆諸島開発(株)が運行。
現在は、青ヶ島航路に新船「くろしお丸」が投入されたため、「あおがしま丸」は予備船となり、主に東京港・伊東港等と伊豆諸島を結ぶ貨物船として活躍。また、新船「くろしお丸」の代船としてたまに青ヶ島定期航路に復帰する。
この「あおがしま丸」を貸し切り、ツアーを実施。
「あおがしま丸」は京浜工業地帯の京浜運河を航行
扇町地区(神奈川県川崎市)
天然ガス発電所やバイオマス発電所
池上運河
水江町地区(神奈川県川崎市)
京浜運河の航跡
奥へ続く塩浜運河
千鳥町地区(神奈川県川崎市)
石油コンビナート
爆発事故を防ぐため、原油に混ざる天然ガスを燃やす。
煙突から立ち昇る、天然ガスを燃やす炎
奥に延びる大師運河
浮島町地区(神奈川県川崎市)
天然ガスを燃やす炎が勢いよく噴き出す。
京浜運河を間もなく抜ける。
浮島町(神奈川県川崎市)の先端には、かつて川崎浮島港フェリーターミナルがあった。
日本カーフェリー(後の、シーコムフェリー、マリンエキスプレス)が、川崎港(浮島港)〜九州宮崎県の日向港・宮崎港を結ぶ長距離フェリーや、川崎港と木更津港(千葉県)を結ぶ短距離フェリーを運行していた。
現在は廃止になり跡形もない。