京浜工業地帯〜羽田空港沖〜日没 【あおがしま丸で冬の東京湾半日船の旅⑤】 | 湘南軽便鉄道のブログ

湘南軽便鉄道のブログ

「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)

(羽田空港)



普段なかなか乗れない離島航路の貨客船「あおがしま丸」に乗船し、東京湾を半日かけて周遊する団体ツアー

ツアーを企画したのは、小笠原諸島専門の旅行会社「ナショナルランド」

今回乗船する「あおがしま丸」は、
太平洋に浮かぶ伊豆諸島最南端の有人島で絶海の孤島・青ヶ島定期航路向け(八丈島〜青ヶ島)の貨客船として建造され、伊豆諸島開発(株)が運行。
現在は、青ヶ島航路に新船「くろしお丸」が投入されたため、「あおがしま丸」は予備船となり、主に東京港・伊東港等と伊豆諸島を結ぶ貨物船として活躍。また、新船「くろしお丸」の代船としてたまに青ヶ島定期航路に復帰する。
この「あおがしま丸」を貸し切り、ツアーを実施。

(行程)




「あおがしま丸」は京浜工業地帯の京浜運河を航行

扇町地区(神奈川県川崎市)

天然ガス発電所やバイオマス発電所




池上運河





水江町地区(神奈川県川崎市)




京浜運河の航跡




奥へ続く塩浜運河




千鳥町地区(神奈川県川崎市)

石油コンビナート

爆発事故を防ぐため、原油に混ざる天然ガスを燃やす。

煙突から立ち昇る、天然ガスを燃やす炎







奥に延びる大師運河


浮島町地区(神奈川県川崎市)


天然ガスを燃やす炎が勢いよく噴き出す。





京浜運河を間もなく抜ける。





浮島町(神奈川県川崎市)の先端には、かつて川崎浮島港フェリーターミナルがあった。
日本カーフェリー(後の、シーコムフェリー、マリンエキスプレス)が、川崎港(浮島港)〜九州宮崎県の日向港・宮崎港を結ぶ長距離フェリーや、川崎港と木更津港(千葉県)を結ぶ短距離フェリーを運行していた。
現在は廃止になり跡形もない。


神奈川県と東京都を隔てる多摩川河口に位置する川崎市浮島地区は、千葉県房総半島とを結ぶ東京湾横断道路アクアラインの川崎側の海底トンネル入口に当たる。

乗船中の「あおがしま丸」は、京浜運河を抜け、多摩川河口へ。
神奈川県から東京都に入る。

多摩川河口の東京都側は、羽田地区

東京国際空港(羽田空港)沖を航行

上空に旅客機が飛び交う。

「あおがしま丸」の頭上を、次から次へと羽田空港へ着陸体制の旅客機が通り過ぎる。









羽田空港では、離陸を待つ航空機が列をなす。





いろいろな航空機が交差


離陸体制に入った日本航空(JAL)機


加速しテイクオフ





滑走路が何本もある羽田空港では、着陸機が並びながらほぼ同時着陸





離陸機



西に傾く太陽


夕陽



夕陽の中を飛ぶ航空機









夕陽を浴びる船体




ファンネル












コンテナ船












「あおがしま丸」は、東京西航路へ入る。



東の空に月が昇る。



青海コンテナ埠頭(東京都)






前方に、船の科学館やレインボーブリッジが見えてくる。






東京国際クルーズターミナルや東京港海底トンネル入口


大井コンテナ埠頭




東京国際クルーズターミナル


日没


日暮れ




東京臨海副都心のお台場地区

海上保安庁の測量船「拓洋」(左手前)と「昭洋」(右奥)


台場
1853年(嘉永6年)、ペリー来航に危機を抱いた江戸幕府が築いた6つの台場(砲台)。現在は、第三台場と第六台場が残されている。





第六台場(史跡)


レインボーブリッジの手前で、「あおがしま丸」は左へ舵を切る。




レインボーブリッジを右手に望み、芝浦埠頭へ。


伊豆大島岡田港から久里浜経由で東京港竹芝桟橋に戻った来た、東海汽船の高速ジェット船「セブンアイランド結」が通り過ぎる



後ろには、お台場地区のフジテレビ本社社屋など。



レインボーブリッジをくぐり竹芝桟橋に向かう高速ジェット船








レインボーブリッジに繋がる、一般道と新交通システム「ゆりかもめ」のループ橋



ループ橋の下は、一日の運航を終えた東海汽船の高速ジェット船が、夜、停泊する場所でもある。


※2023年(令和5年)12月24日(日)



★動画↓↓








(次回へ続く)