用事があって川崎に行きました。

湾岸道路経由の場合、いつもだと羽田空港からかつての漁師町の名残がある羽田界隈を走って第一京浜に出るんですが、今日は多摩川スカイブリッジを渡るルートを選択しました。

その多摩川スカイブリッジを渡り、国道409号線にぶつかったその時です。

 

 

途中まで国道に並行して神奈川臨海鉄道の線路が敷かれているんですが、貨物列車が通っているじゃありませんかっ!

浮島から塩浜へ向かう列車でした。

 

 

運良くスカイブリッジ側の信号が早々に青に変わったため、貨物列車を追いかけました。

貨物列車は自転車とほぼほぼ同じ速度で走っていたので、十分に抜き去ることが出来ました。

 

 

抜き去ってしばらくしてから車を停めて、列車が追いつくのを待ちます。

 

弊愚ブログ黎明期の頃、「臨海鉄道大好きっ!」という記事を書き込んだことがありますが、小さい頃(中学生だったと記憶)から臨海鉄道や臨港鉄道といった、港湾部の鉄道に興味がありました。エキゾチックな風景と鉄道という組み合わせもさることながら、要所要所で工場への引き込み線と思しき線路が何処かへ分かれていく配線に「あの線路は何処まで延びているんだろう?」と探究心が高まったりしました。

さすがに実際に探検はしなかったけど、今もなお、胸躍ります。

 

 

臨海鉄道や臨港鉄道にも運行ダイヤがあって、定期列車は決められた時間に走りますが、山手線や丸ノ内線のように数分に一本という過密ダイヤではありませんし、列車によっては不定期運行というのはザラですので、なかなか実際に走っている姿をお目にかかる機会はありません。ましてや土休日ともなれば、その数は激減します。今回も定期列車なのか不定期列車なのかは知らんけど、コアなマニアならともかく、そうじゃない人間からすれば、これは「運が良い」としか言えません。

 

ちょっと得した気分になりました。