鉄道100年の記録(別冊週間読売)~幼少時の愛読誌 | A.V.C 64(Series181)

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実家の掃除をしていると何十年も目にしていなかった懐かしい物が色々出て来ます。

今回は書棚の一番端に隠れていた「鉄道100年の記録(別冊週間読売)」をほんの一部ですがご紹介させていただきます。

1970年12月号なので自分は5歳そこそこ、幼少時の愛読誌でボロボロになるまでページを捲っていたと思います。

漢字は読めなかったはずなので、父の字で自分の名前がひらがなで書いてありました。

 

副題は「1号機関車からリニアモーターカーまで」、表紙はDD51 845号機、EF65 502号機、C57 187号機と新幹線0系、裏表紙は日立の広告で、1970年10月14日に品川を出発し、北は稚内まで、南は鹿児島まで、8ヶ月をかけて約2万キロを走った「ポンパ号」のC11 91号機が掲載されています。(国鉄分割民営化で鉄道網が分断された現在では考えられませんね。)

「ポンパ号」は、地元高崎にも来ていて記念の下敷きを持っていたような記憶がありますが捨ててしまったのか見つかりません。

 

特集「日本の100年を走ったSLたち」の中から、地元群馬ネタの載っているページです。

機関車は、C54、C55、C56、C57、C58、C59、C60、C61まで、広告として荻野屋(おぎのや)の「峠の釜めし」とたかべんの「だるま弁当」、「とりめし」の広告が掲載されていました。

「峠の釜めし」は250円、「だるま弁当」は200円でした。

 

順番が逆になりましたが目次です。

最後に鉄道年表が掲載されており、「明治2年(1869年)11月10日:廟議で鉄道敷設が決定」で始まり、「昭和45年(1970年)11月1日:角館線開通」で終わっています。

ちなみに、角館線は、そのたった11年後の1981年(昭和56年)9月に第1次特定地方交通線として廃止の承認を受け、1986年9月に阿仁合線と共に廃止、秋田内陸縦貫鉄道に移管されました。

 

本誌では、「スピードへの挑戦 未来の鉄道」としてリニアモーターカーも紹介されていますが、50年以上たっても実用化できず、今後は人口の大幅減少が確実で国力の衰えも顕著なこの国にこのようなものが必要でしょうか。

それよりも今回の能登地震でリスクが露呈したように老朽化したインフラ設備の更新に力を入れるべきだと思います。

 

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