EF81の初期タイプ JR東日本仕様です。
もともと日本海縦貫線(富山第二機関区)で働いていて、EF80の置き換えで田端に転属されたグループです。
田端に行ってJR化後に赤2号に塗装変更された後の姿を模型化されています。
TOMIXの#2194(初期型・東日本色)です。
ほぼ製品のままですが、碍子と高圧線の色入れとカプラーの交換だけはしています。
製品状態で、黒Hゴム・JRマーク付きです。
JR仕様なのでJRマーク付きでも問題ありません。
所属標記「田」は銀河モデルの区名ステッカーです。
JR東日本の銘板、ATS-P搭載の標記、検査標記は土崎工場です。
ナンバーは13号機を選択しています。
車輪は一体圧延型を履いています。
初期型の特徴、テールライトの形状と銀帯下のルーバーです。
スカートも初期型のそれになっています。
模型的には前面手すりが車体と一体成型、解放テコも付いていない時代のものです。
屋根上のモニターが短いほうが初期型です。
前面も比較しておきます。
13号機と133号機。
スカート、テールライト、ルーバーの違いが。
ナンバープレートは13のほか、15,16,18が入っています。
全て富山第二機関区から田端機関区に転属した車両たちです。
メーカーは日立1社です。
その後の田端のEF81ですが・・・
EF80を置き換えた田端のEF81は一大勢力となりますが、その活躍は周知のとおりです。
初期型は赤2号に塗替えられたもののJR貨物の貨物列車の牽引がメインとなり、ブルートレイン等の華やかな運用は70番台以降の比較的新しい車両が充当されたようです。(初期車の北斗星塗装は無かったと思います)
貨物列車の削減やEF510への置き換えなどで先に廃車になったのは車齢の高いこれらの初期型でした。
日本海縦貫線では更新工事も実施されて比較的遅くまで残っていたのと対照的でした。
と言う訳で、人気が無かったのか売れなかったのか、一般色やJR貨物更新色の初期型は後に改良品が発売されましたが、JR東日本の初期型のモデルはこれっきりで再生産も改良品も発売されていません。
安中貨物の牽引とかイケるんですけどね。