SLスチーム号を降りた後、扇形庫内の機関車を見学。
京都鉄道博物館には3機のC62が収蔵展示されています。内1両の26号機は、廃止された大阪弁天町の交通科学館から運ばれてきました。交通科学館廃止時に処遇が危ぶまれていましたが、無事、京都鉄道博物館へ。
C62 3機もの収蔵の強みが今回の銀河鉄道999展につながったそうです。
今回は、時間に余裕が無かったので顔側中心の見学。
1900年 スコットランド生まれの1080。2009年に梅小路に来ました。
西端の検修庫内ではD51 200のオーバーホール中。
本来ならば、SL山口号として津和野にいたはずですが、修理のために長期里帰りしています。
現役の検修工場で、煤とオイルにまみれて息づいています。オイルを受けるためのオイルパンが置かれています。
このステンレスの大型オイルパンは定価¥7,000はしそうです。
高圧スチーム洗浄で洗い流しています。そうしなければ濡れたオイルでツルツル滑るからでしょう。
本館に通じる渡り廊下からは、車体を吊り下げて大規模修繕出来る検修庫内が見渡せます。
C57 1のボイラー大修繕中。
C57 1 の炭水車。 引っ張る棒 drawbarが見えます。意外に細いものなのだな…と感じました。
ジャンパ栓の固定に伝統の麻縄が使われています。汚れても使い捨てが出来るからでしょうか?ポリ製ロープだと油に負けてネチョネチョになるからか…令和に残った蒸気時代の習わし。
本館との渡り廊下からの扇状庫の風景は壮観です。
事故を起こさなくてもSLスチーム号牽引 C62 2の次の通常ローテーションは、このC56だったそうです。
次の出発を待つSL999スチーム号。次の便は小学校の貸し切り運転…