前回の続きです。
建築年が判明しているものの中では日本最古とされているここ石山寺の多宝塔、本堂とともにこちらも国宝に指定されています。
心経堂、
御影堂、
それから、
最初に石段から境内に上がった瞬間に目に飛び込む多宝塔の基部にあるこの岩山、
文字通りここ石山寺の名前の由来にもなっているものですが、
この多宝塔のためにあつらえたジオラマベースのようなこの岩盤、珪灰石(けいかいせき)という石で形成されており、国の天然記念物にも指定されているとのこと。
珪灰石とは石灰岩が火山活動により隆起し花崗岩と触れその熱で変質してできたもの。
続いて、
鐘楼、
途中にある案内看板ですが、その後ろに見えるのが豊浄殿、宝物館であり企画展などの会場にもなる建物。
棚状になった岩場の奥に見えるのが光堂、
ここから下ると、
紫式部像の後ろ姿が、
像を四方からぐるりと、
最後に引きで1枚、
さらに下って行くと、
深い森のような様相、奥に鳥居が見えてきます。
八大龍王社、
龍穴の池、その池の中にあるのが龍王をお祀りしているお社、
前回の京都に続いてこちらでも辰年参りを済ませることができました。
観音巡礼である西国三十三所巡りの第十三番札所を示す碑、
補陀洛山とは観音菩薩の降り立つ山のことだそうです。、
天智天皇の石切り場、ここで切り出された石が奈良の飛鳥の川原寺まで運ばれ礎石として使用されたとのこと。
最初の参道まで戻ってきました。
東大門の出口には蛙が、無事カエルですね。
門を出て道路沿いに行くと、
バス停の待合室にも風情があっていいですね。
そこからまた瀬田川沿いに来た道を戻ります。
駅まで来ました。
紫の駅から電車に乗って、
京阪石山駅まで戻ってきました。
つづく。