「209系1000代録音専用列車で録る常磐線快速電車」という団体臨時列車が設定された。
かつて常磐緩行線で活躍していた209系1000番台。
2018年10月に地元の常磐線を去ってからは、帯の色をオレンジに変えて中央快速線で第二の人生を歩んでいる。
地下鉄乗り入れ設計の車両がまさか転配の対象になるとは…と、当時話題になったことを覚えている。
さて、時は経ち2024年。
先述の通り、臨時列車として209系1000番台が(保安装置の都合上、緩行線ではなく快速線ではあるものの)常磐線に里帰りすることとなった。
地元民としてこれは出撃待ったなし。
装いを変えた209系が「常磐線を走っている」ことがわかるよう記録することにした。
【写真1】
240128 OLYMPUS E-PL10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm R 1/800 F8.0 ISO1000 AWB を編集及びリサイズ
最初は我孫子駅のホームから。
我孫子駅2番線へアプローチする209系1000番台、トタ82編成。
成田からやって来たE231系マト122編成が、ちょうどそのそばを通り過ぎる。
常磐線をオーバークロスする成田線の構造物を交えて撮影。
常磐線の上りも来てくれたら…と期待していたが、贅沢は言うまい。
【写真2】
240128 OLYMPUS E-PL10+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm R 1/800 F8.0 ISO1600 AWB を編集及びリサイズ
昼間に2往復した209系だが、午後はずっと「けやきプラザ」で待機。
5番線目がけて真っ直ぐ入線する様子を記録したかったので…。
この日は一日曇り空のままだったが、常磐線の車窓でも目立つ妻子原浄水場(右上の茶色い建物)をしっかりフレームインできたので満足。
ちなみに、なぜ往復運用中の撮影チャンスを振ってまで「けやきプラザ」での撮影にこだわったかというと…
【写真3】
181013 OLYMPUS E-5+ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm 1/500 F6.3 ISO800 AWB を編集及びリサイズ
今回里帰りしたトタ82編成が転配前のマト82編成だった頃、209系が常磐線で過ごす最後の日を同じ場所で撮影していたからである。
旅立ちの姿と里帰りの姿を、同じ場所で記録できた。
これは素直に嬉しい。
オレンジ色の帯を纏った彼の姿を見て「おかえりなさい、209系」と思いながら、「けやきプラザ」の展望テラスでシャッターを切った。
それにしても、ここ数年で「けやきプラザ」は有名な撮影スポットになってしまったのだろうか。
5年前には他に誰もいなかったのに、今回は列車通過の度に、やって来てはすぐに去っていく同業者の姿が多く見られた。
あ、今月初頭にぶっ壊れた一眼レフカメラのE-5ですが、修理不能という結論に至りましたorz
当面はE-PL10で活動しますが、いい加減新しい機材の導入を考えなければならないようで…(汗)