写真は鉄で出来ている。

撮らない豚はただの豚だ

第2583列車 「 甲132 南阿蘇鉄道MT-4000形(MT-4003+MT-4004)の甲種輸送を狙う 」

この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。

 

 

ワタクシは子供たちが小学校を卒業する辺りに

撮り鉄へと復帰致しました。

 

それまでは20年ほど休鉄しておりましたので

ショバに立ちますと列車の顔ぶれが様変わりし

驚かされたものでございます。

 

485系も、ブルトレも無いどころか富山に居た

パイチ達は丸っとゴトーに変わっているし鯨は

塗装が昔と違うし。

 

ちょっとした浦島太郎みたいな気分が味わえた

次第でございます。

 

一方で我が盟友ブログ友の、にせ京都人氏は

お子様がよちよち歩きの頃からショバへ一緒に

参戦されたりして休鉄されずに家族を巻き込み

鉄活を楽しまれていらっしゃいます。

 

自身のスタンスもさる事ながら温かなご家族の

理解が、氏の活躍の下地になっているのだろう

と勝手に拝察するのでございます。

 

勿論その為に

氏がご家族へ奉仕されてもいるとも

愚考致しますが。

 

独り身ならばその辺りは気楽な所でありますが

所帯持ちにはそれなりに苦労がありますよね…

 

 

さて、今回の更新は先週21日に新潟トランシス

から新製出場となりました、南阿蘇鉄道の新型

気動車甲種輸送されたご報告となります。

 

列車は21日午前中に新潟を発ち、その日深夜に

京都貨物まで進出、翌日深夜に釜を変えまして

京都貨物を発車し24日に熊本へ到着しました。

 

ワタクシ、21日深夜と23日未明に参戦だけは

させていただきましたものの…

 

 

2024-01-23 9963列車

北方貨物線を経由する事で大阪駅をスルーする

南阿蘇鉄道MT-4000形甲種輸送EF210-311

牽引の列車を闇討ちチャレンジ致しました。

 

盛大にブレましたが…

 

何て不運な。

 

ですがこれはまだマシでございます。

 

前日、新潟から北陸路を上って来た列車の撮影

では、こんな具合となりました。

 

 

2024-01-21 9560列車

EF510-503の牽引でやって来ました列車を

ケツ打ち致しました。

 

本来ならば頭から狙う所だったのですが、列車

通過に合わせる形で対向列車がまさかの離合。

 

223系の顔と青ゴトーの顔が寄り添う形となり

釜が牽いて来る場面は一コマ足りとも撮れず…

 

やむ無くケツだけ撮影となってしまいました。

 

そのケツ打ちも真っ暗な中を無理矢理増感して

おりますから、ザラザラ仕上げがパないです。

 

あ、ザラザラが酷いのは毎度の事ですね…

 

 

2024-01-23 66列車

EF66 124が牽く定期の上り貨物列車が練習と

なります、再挑戦の23日未明。

 

寒風吹き荒ぶ中、22日深夜に自宅を出て前夜の

消化不良案件となりました甲種を消化案件に

すべく、夜の駅へと布陣致します。

 

時刻は既に日を跨ぎ翌日に。

 

上りの終電も走り去りホームには真冬の冷たい

風だけが吹き抜ける中の事。

 

 

2024-01-23 終電後の駅ホーム

保線作業の為でしょうか、10人程の保線員が

ホームへ降りて来られました。

 

このクッソ寒い中でのお仕事とは、誠に頭が

下がります。

 

スタッフには女性の方も見受けられ、時代性を

感じるワタクシでございます。

 

あとイケナイ妄想も掻き立てられます。

 

作業を終え円陣を組む作業員の中から不意に

みうちゃん、今日めっちゃ寒いやろ?俺らと

一緒に暖まらへん?と声が掛かり心身共に凍え

疲れ切ったみうは同僚達のコウイに身を任せ…

 

好意と行為、どちらが当て嵌まるのか?

ワタクシも混ざりたいっ

 

なんてアホな事を頭の中で思い描いております

と、どこかで見た事のある小さな男児が此方へ

駆けて来ました。

 

2、3歳くらい?

当然こんな時間に一人でホームに居る筈は無く

見知らぬ男性が後から慌ててやって来られて

男児氏を連れ、ホーム前方へと戻られます。

 

はて、あの男児氏とはどこかで逢ったかな?

と首を傾げておりますと、通過時刻となって

列車が近づいて来るのが見えました。

 

 

2024-01-23 9963列車

今回の〆。

 

再びEF210-311牽引のMT-4000形甲種輸送

 

前面の釜番はライト眩しいハイビームによって

阻まれましたが、側面の方で読み取る事が叶い

何とか溜飲が下がりました。

 

巻頭コマではおブレさまとなりましたが、無事

切り位置で止める事が出来て消化致しました。

 

今回は被りの懸念も無く安心して撮影出来た事

もまた、有り難いと感謝の念を抱きます。

 

 

2024-01-23 9963列車

オマケ。

 

ついでにMT-4004の車体も撮影致しました。

 

サイレント陸送で話題になった4001、4002

とは車体外装の塗装が異なります今回の車両。

 

車体側面の赤い模様は南阿蘇鉄道の略称である

ナンテツのNをデザイン化したものだそうで

中央下部のロゴは、Amazonの箱を想起させる

気が致します…

 

流し撮りで溶けているので余計にそんな風にも

見えるのでしょうか。

 

 

撮影を終え、改札を出て構内を歩いていると

先程の男児氏を連れたご一行もやって来られ

ました。

 

どうやら甲種輸送を見送りに来られたご様子。

 

ご一行は父親さん、母親さん、男児氏という

ファミリーでの来訪の模様でございます。

 

で、その母親さんの方をワタクシは見覚えと

申しますか、勝手に見知っております人物で

ございました。

 

拙ブログ的に申しますと、タキ1300の甲種を

撮影する際に豊川駅付近で遭遇した母子の

母親さんでもあります。

 

TVなんかにも出演されていらっしゃる

女子鉄タレントさんとして、ワタクシだけでは

なく世間的に有名な方でございますね。

 

どうりで男児氏に見覚えがあった訳だわ…と

思いながら男児氏へこんにちは、とご挨拶。

 

母親さんである女子鉄氏からは

よい撮影出来ました?とお声かけもいただき

和かなひと時となりました。

 

でも、こんな時間まで付き合わされる父親氏の

献身には誠に感心でございます。

 

や、付き合わされたのか進んでご一緒されたの

かは判りませんが、見た感じ鉄!って風体では

無かったので心中で勝手に父親さん偉いなぁと

感心しておりました。

 

ウチのカミさんや娘たちなんて一切、全く、

興味も関心も示さずにワタクシの事なぞ気にも

してくれませんよ…

 

 

後日、九州内での同列車は銀様EF81 303が

牽引したと聞き、これまた羨ましく思いながら

記事を綴る夜なのでございました。

 

 

それでは、

この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!