レムフの連結器を空気管付きの物に交換し、更に電気連結器も再現するべくモデリングしました。

セノハチ用のコキでモデリングした物を流用し、アクラスのレムフ用にしています。

 

twitterで「できました!」だけ書いていても良いのですが、たまにはブログでも経過を書いてみようと思います。

 

 

構想、モデリング、試作、塗装、組付けと、色々な工程がある訳ですが…。

自分で遊ぶだけならともかく、販売するとなるとそれなりの見栄えと、完成させるまでの工程をいかにラクにするか?が必要になると思っています。

 

結局、「完成した時の出来がいいけど制作は難しい」だと、積んで終わりになってしまったり、途中で放棄してしまったり…。

逆に「簡単だけど出来がイマイチ…」となると、完成させても満足度が…。

 

そんなに考えても答えは出ないのですが、いつも悩んでいる所です。

 

 

 

 

カプラーポケットは圧入での取付ですが、この勘合が難しく、中々うまくいきませんでした。

実寸と同じ寸法で出力すると緩く、ちょっと太くするとキツくて入らず。プラとレジンの柔軟性が違う訳ですから調整は必要ですね。

 

結局、僅かに太さを変えた物を出力し、一つ一つ確認していきます。

とは言え、レジンの温度などの出力条件によって変わるでしょうから、太ければヤスってもらい、緩ければ接着となります。

 

 

 

 

接着もなぁ…緩くなると落ちる方向なので…。

と、ネジ止めしたい方向けに予め穴を開けて置きました。こうしておけば、「お好みで」と選択肢が増えますね。

 

 

 

試作品のゴミだらけになりつつ、完成とした物を出力しました。

 

 

 

サポート材を切り離しました。

特にカプラーポケット裏側は光が当たりにくい為、切り離し後に二次硬化が必要です。

 

 

 

サポート材の切り離し痕を軽くやすり掛けし、つや消しブラックで塗装します。

 

 

そして組んだ物がこちら。

急曲線も走らせる”模型”ですから、どうしても連結器が飛び出てしまう為、電気連結器がちょっと奥まって見えます。

連結させて横から見るとちょっと残念感も…(^^;

 

では、連結器側に取り付ければ…と思う物の、KD派の方向けでもある為、このままになります。

忠実にスケールダウンすれば良い訳では無く、実用と兼ね合いがありますから、どうするのが正解かは人によって異なり難しい所ですね。

 

 

これで完成とします。

カプラーポケットの勘合については、製造時期等によって個体差があるかもしれませんが、手持ちの9両についてはグッと押して入りました。

(最後の0.1mmぐらいの押し込みは、少し力が必要です)

 

 

 

現代版、鮮魚特急。

と言いつつF型機は既に現実にありませんが、今でも走っていたら?と並べてみました。

 

いつも通り、模型ですから自由に楽しみたいですね(笑