夜行普通列車に初めて乗ったのは〝山陰〟号。山陰本線の西半分を日中に乗るために利用した。それから暫くは〝大垣夜行〟を軸に乗りつぶしをしていた。
1992年、鹿児島本線二日市駅。この時は鉄道好き以外にも仲間が集まり大所帯で旅行した。四両だけで、京都から通路や展望室にも乗客が溢れていたが、険悪な雰囲気なく楽しく熊本まで乗車できた。
まだシュプール号でも使っていたはずだけど、展望室付きのこの車両には何度か出会っている。
その後もムーンライト〝山陽〟〝山陰(八重垣)〟、普通車が連結されるようになってから〝高知〟に〝松山〟とお世話になった。
〝良い時代だった〟とは言いたくない。ただ若いうちは、工夫して時間もかけて旅行する経験をしておいた方が良いとは思う。
もう少し上の世代の方ならムーンライト号の前身、もっと凄い列車達も経験していて羨ましい。