林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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大阪メトロ完乗の旅11.

2024-01-19 | 鉄道・旅行

 11.長堀鶴見緑地線の完乗-門真南駅

心斎橋で御堂筋線から長堀鶴見緑地線に乗り換え、
ここから長堀鶴見緑地線の全区間乗り潰しに挑戦する。
先ずは東側の終点である門真南まで行く。

長堀鶴見緑地線は鉄輪式リニアモーターカー70系が採用されている。
鉄輪式リニアモーターカートはその名の通り、
車体自体は車輪で支持されて浮上せず、走行する方式のこと。
架線などの設置が不要であり、またモーターが板状で、長堀鶴見緑地線
その分低床化が可能で、トンネルも小さく出来ることや、
リニア駆動のために急勾配などでも走行しやすいなどのメリットがある。
ただ、車両が小さいことから大規模輸送には向かず、
中規模輸送路線や既設路線の間を縫うように敷設する時に適している。

心斎橋を11:48に出る電車に乗り、25分で終点の門真南に到着する。
門真南も地下駅で地上には階段入口しかなく、
駅取材には適していないが、取り敢えず地上に出てみることにした。
地上に出た時には既に雨は止んでいた。

地上に出ると、駅前ロータリーに隣接して謎のドームが見えた。
道を渡って近くに行ってみると、RACTAB DOMEと看板が出ていた。
「らくたぶどーむ・・・」一体何のことなのだろう。
この時にはどのような施設か正確には分からなかったが、
たぶんスポーツ施設なのだろうと思った。

家に戻って調べてみると、ここは「東和薬品RACTABドーム」という多目的施設で、
公式ホームページによると、メインアリーナは、
「フロア、プール、スケートと3変化するアリーナです」と書かれている。
やはり総合スポーツ施設なのだろう。
正式名称は「大阪府立門真スポーツセンター」であり、
2015年10月1日に東和薬品が命名権を取得して、
「東和薬品RACTABドーム」という名称になったようだ。
東和薬品はジェネリック医薬品メーカーで、
本社が大阪府門真市新橋町2番11号にあり、
地元ということで命名権を取得したのだろう。
黒柳徹子さんと羽生結弦さんのCMでも知られてる製薬会社である。

「RACTAB」とは東和が独自開発した口腔内崩壊錠の技術で、
そのことをアピールする目的もあったのだろう。
公式ホームページには、

 『RACTAB(ラクタブ)技術』とは
 東和薬品が独自に開発した『RACTAB(Rapid and Comfortable Tablets)技術』。
 「とけやすさ」と「硬さ」という相反する性質を高いレベルで両立することを目指した、
 水なしでも飲めるOD錠(口腔内崩壊錠)をつくる技術です。
 また、苦味を包みこむ技術なども採用しているので、
 口の中でお薬がとけても苦味を感じにくくなっています。

 高齢や合併症などで飲みこむ力が弱くなったり、
 水分摂取を制限されている患者さんにも、飲みやすいお薬をお届けしたい。
 また、外出先などどこでも必要なときに水なしでも飲めるお薬をつくりたい。
 そんな想いから誕生したのが、東和薬品が独自に開発した『RACTAB技術』です。

とある。
医院や調剤薬局などで処方される医療用医薬品の中に、
「・・・OD錠」などというものがあるが、
それはOrally Disintegratingの略で、口腔内崩壊錠のこと。
水なしで飲めることも重要だが、
嚥下能力が落ちた高齢者が薬剤で窒息するリスクも抑えてくれる。

更に見えた謎の建築物が気になり、近くまで行ってみた。
そこは大阪鶴見花材という民間会社だった。
駅まで戻り、ここから今度は西側終点の大正を目指す。

 ※参考:東和薬品ラクタブドーム http://www.namihayadome.gr.jp/
 ※引用・参考:東和薬品 https://www.towayakuhin.co.jp/


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