京急沿線で育った私にとって、京急といえば1000形でした。

昭和50年代、並走する国電が遮光幕全閉の中、1000形の運転台にカブリついて、制帽の顎紐が凛々しい運転士の確認喚呼を眺め、大いに溜飲を下げたものです。

高架前の大森町や梅屋敷、雑色など小さな踏切が多くて、特急や快特の通過時は迫力満点でした。

年末に四国へ渡り、琴電で余生を過ごす1000形に乗りました。

琴平線の1080形は62歳の私より年長で、しかも琴電での在籍期間が京急時代を上回りながら車体の陳腐化は感じられず、琴電の整備スキルには敬服します。

(2023.12.18 高松築港〜片原町)

(2023.12.18 高松築港〜片原町)

白山が背景になる長尾線の撮影地に来ました、実に25年ぶりの訪問地でした。

(2023.12.18 学園通り〜白山)