瀧尾神社の龍の彫刻 | まだだ、まだおわらんよ・・・
2024年01月18日

瀧尾神社の龍の彫刻

テーマ:鉄道・京阪・嵐電・叡電

前回の続きです。

 

瀧尾神社、

最寄駅は東福寺、七条の次の駅なので一駅分歩いてきたことになります。

 

手水舎に龍、

 

拝殿の方に目を移すと、

 

中にたくさんの人が、そのお目当ては、

 

天井にある龍の彫刻、

 

以前からこの龍を一度見てみたいと思っていたので、こちらにお参りすることに。

 

こちらの彫刻、祇園祭りの大船鉾の龍頭も手掛けた江戸期の彫刻師、九山新太郎の手によるものらしく、繊細でいて迫力があります。

 

鱗から手足の表情、今にも動き出しそうなポージング、この造形はクリーチャー好き、模型好きにとってもたまらないですね。

 

そのため近所で夜な夜なこの龍が動き出して川まで水を飲みに徘徊するという噂が立って怖れられ金網が張られた時期もあったのだそう。

 

目がぎょろっとこちらを睨んでいるように見えて迫力があります。

 

今年2024年は辰年ということで特別に拝殿の舞台に上がることができて間近に見ることができたのですが、普段は下から覗き込むようなかたちになるようです。

 

この「特別昇殿期間」は当初は1月8日までだったのが月末まで延長されることになったのをHPで見ました(木曜定休で拝観料は500円)

今ならまだ間に合いますよ。

 

こちらでも狛犬にも目が留まります。

 

創建は平安時代と古く、のち秀吉の時代に現在の場所に遷され、

社名も武鶏ノ社、のちに多景の社と称されていたところ、江戸時代に入って幕命により現在の瀧尾神社に改称。

 

また、社殿も江戸後期に大丸百貨店の創業者下村彦右衛門により修復、整備されたもの。

 

そしてこちらの本殿はつい数時間前にいた貴船神社の奥宮の旧殿が移築されたものだということです、

 

辰年巡りで同じ日にお参りした2か所に深い繫がりがありました。

 

 

つづく。

 

 

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