こんにちは。
今回は、S59年2月ダイヤ改正を目前に控えた頃に撮影したと思われる「青梅線EF15」の写真を載せてみました。確か当時は地元の青梅線のEF15がダイヤ改正で無くなるという噂があり、それを信じて疑わなかった私は、東海道線EF58牽引の荷物列車も撮らねばならない中、休みの日ごとにどちらを撮りに行くかで究極?の選択を迫られていました。結局、3月下旬まで東海道ゴハチは走ることが確実だったので、この日は青梅線の撮影に出動したようですが、結論としてはダイヤ改正後も青梅線のEF15は、136号機以外は一先ず残った…という嬉しいオチとなってしまいました。この日も、この辺りの撮影地に詳しい級友に案内して貰っての撮影だったと思います。宜しければご覧くださいませ。
EF15199(立) 御嶽・沢井間にて
東洋+汽車製の199号機が石灰満載のホキを連ねてやってきました。光線状態も順光で撮影条件に恵まれた数少ないカットです…。この場所、古くからのファンの方はお分かりかと思いますが「YKKの黄色い看板のあったところ」です。左側は梅林で、春先には梅がきれいに咲きます。
EF15170(立) 御嶽・沢井間にて
空のホキを従えて日立製の170号機がやってきました。当時の青梅線では枕木のPC化が進んでいたようで、線路脇には真新しいPC枕木が準備してありました。
EF15137(立) 御嶽・沢井間にて
スノープラウとホイッスルカバーを付けたお気に入りの137号機がホキ34200を連ねてやって来ました。黒色に黄帯を巻いて石灰の白い粉だらけのこのホキも私のお気に入りの一つでした。
EF15199(立) 御嶽・沢井間にて
雪の残った築堤を行く199号機。屋根上のモニター部分を見ると、この罐の特徴でもあった常磐線列車無線アンテナが付いているのが分かります。因みに、このS58年~S59年にかけての冬はWikipediaによると五九豪雪と言うらしく、日本列島を記録的な豪雪が襲った冬でありました。太平洋側でも雪による被害が多かったようで、東京でも積雪が20cmを超える日があったようです。
EF15136(立) 河辺にて
河辺駅で夕方くらいに長時間停車する貨物列車(列車番号は失念しました…)。この136号機がダイヤ改正後に運用を離脱してしまいました。
EF15168(立) 立川にて
立川駅で出発を待つ168号機。辺りにはまだ雪が残っているようです。この罐は日立製であるため正面ナンバーが若干左寄りに付いています。先ほどの136号機(東芝製)の写真と見比べて頂ければ分かり易いかと思います。
今回はここまでです。
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。