冬の銀山温泉、泊まるには?
「風っこ仙山線ストーブ号」のついでに泊まりたいな~なんて思ったのは旅行の1ヶ月前。
当然お宿が取れるはずもなく…この思いつきは幻のままになるのかな、と思ってました。
でも、銀山温泉のお宿の空きがないかを連日見ていたら…
なんと1ヶ所だけキャンセルが出ているのを発見!
即、予約しました。
それが今回ご紹介するお宿です。
やっぱり鉄道に限らずキャンセルが出ないかときどき巡回するって大事ですね~
(他のお宿もぽつぽつ空きが出ることがありました。銀山温泉にどうしても泊まりたい方はご参考までに)
↑キャンセル待ちで人気の観光列車の座席をゲットした例。鉄道でもそれ以外でも粘り強さが大事?
1日4組限定!「旅籠いとうや」
ということで、こちらが今回泊まる旅館、「旅籠いとうや」です!
なんと、家族経営のため1日4組限定のお宿なのです。
そんな特別なお宿に今日は泊まる機会を得ることができました!
それではさっそく入ります!
玄関で女将さんに出迎えられ、お部屋へ。
「すずかぜ」というお部屋です。
こちらがお部屋!
居心地の良い和室です。
部屋の中にはアメニティも充実。
家族経営でも、いや家族経営だからこそこだわっているのがわかります!
窓の外には…
川と温泉街の風景!
川側のお部屋は2部屋だけ。
これまた特別な眺めをのんびりと眺めます。
入り放題!貸切風呂
さて、お宿に着いたのが15時過ぎ。
まだまだ夕食までには時間があるので…
お風呂入りに行きましょう!
いとうやのお風呂は2ヶ所。
1階の内湯と2階の半露天。どちらも貸切風呂です。
しかもここ、何度でも入り放題!
1日4組限定のお宿ならではです。
入るときは入口のプレートをひっくり返してドアを閉めます。
先に他の利用客がいたら待つことになりますが、私が泊まったときにはバッティングすることはありませんでした。
こちらが2階、露天風呂!
湯気がすごい…!
お風呂は源泉かけ流し。
湯温がけっこう熱めなので湯もみ棒?が備え付けてありました。
洗い場にはシャンプー類がたくさん!
シャンプーバーがあるホテルにも劣らないその種類の多さは、アメニティに妥協しないこのお宿のこだわりを感じます。
それでは、さっそく入浴…!
1番風呂で源泉かけ流しの温泉を堪能。
なんと贅沢なのでしょうか。
お湯はほぼ無色透明。ほのかに硫黄の香りが漂い、温泉感を高めてくれます。
障子を開けて、温泉街の風景を見ながら癒やしのひとときを過ごすことができました。
ちなみに1階の内湯はこんな感じでした!
2階が良すぎて1度も入らなかったので見るだけで失礼…
こだわりの夕食
温泉で暖まったあとは夕食までお部屋でのんびり。
時間になったので夕食会場に行くと、すでに準備されていました。
まずは食前酒、先付からいただきます!
見た目にもこだわった料理の数々。
地元産の食材を丁寧に調理していて、目と舌で楽しめる一品一品となっています。
ちょっと桜葉で覆われてわかりにくいですが、こちらのお造り、酒田から直送されたお魚を使っているそうです。
メインのお料理がやってきました!
きれいにサシが入っているお肉は地元のブランド牛、尾花沢牛のA5ランク…!
これをすき焼きでいただきます!
お鍋に入れて…
いい頃合い!
溶き卵でいただきます!
やわらかくて口の中でとろけるお肉でした…!
その後はかにの茶碗蒸しが出てきて、
締めにラーメン。
食べてみたら…冷たい!?
実はこれ、山形のご当地グルメ、冷やしラーメンなのだとか。
デザートまで美味しくいただきました!
食事会場のお隣にはソファがあってくつろぎスペースになっていました。
コーヒーメーカーがあって自由に飲むことができます。
テーブルの上にはちょっとしたお菓子も。
みかんがあったので1つ食べてみました。
夜の銀山温泉
さて、銀山温泉といえば夜の景色が有名です。
宿の人に長靴を貸していただいて外に出てみます!
こちらが今泊まっている旅籠いとうや。
夜の雰囲気も素敵です!
お隣の能登屋旅館。
登録有形文化財の建物に灯るあかりがきれい…!
橋の上から温泉街を眺めます。
両側に並ぶレトロなお宿たち。
灯りがきらきらと輝いて、まるでジブリの世界にでも入りこんだかのような幻想的な雰囲気。
反対側。
和楽足湯にも灯りがともっていました。
夜の足湯もいいですよね〜
この形のランプがレトロ感たっぷり!
温泉街の奥にも行ってみます。
ライトアップされた雪の壁が迫ってきているように見えますね〜
白銀の滝。
外は寒かったですが、とっても美しい銀山温泉の夜景に心奪われる時間でした…!
宿に戻って温泉で冷えきった身体を温めました。
いいお湯…🎵
しっかり暖まったら1日目は終わり。
ゆっくり休んで2日目を迎えます。
朝食
おはようございます!
2023年3月4日、旅は2日目。
寝ている間に雪が降ったらしく、橋の上が白くなっていました。
1階に降りていくと、朝食の準備ができていました。
朝もこだわりのお料理たち。
美味しくいただきました!
それでは、名残惜しいですがそろそろチェックアウトの時間。
1日4組限定のお宿はほどよいおもてなしで、大満足でした…!
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