2022年12月17日
ハントンライスが食べたくなったので、青春18きっぷを使って金沢に向かったときのこと。
京都7時発の湖西線の普通電車
まだ健在だった117系

近江今津で8時14分発の福井行に乗り換え金沢を目指します。

この電車は2両編成でしたが、恐らくチープな18キッパーと思われる乗客でほぼ全席埋まりました。←お前もお仲間やろっ

通常は近江塩津か敦賀で北陸本線の電車に乗り換えが必要ですが、この電車は福井まで直通で楽チンなので人気がありました。(現在は敦賀で乗り換えが必要)
9時48分に福井駅に到着
福井駅はこじんまりとしていて、雨のせいもあったのか、人影も少なく寂しい感じがしました。 

この頃は北陸新幹線の工事がかなり進んでいましたが、北陸新幹線が開業すると在来線はハピラインふくいになり、ますます寂しくなるのではないかと心配です。

さて、福井からは10時22分発の4両編成の金沢行の電車に乗り換え。

福井県下は車内はガラガラで単行でも十分ではと思えるくらいでしたが、県境を越え石川県に入ると、大聖寺、加賀温泉と乗客が増え、小松で通路までほぼ埋まり、松任を出た頃にはラッシュ時並の混雑になりました。

結構若い乗客が多く、石川県では鉄道の需要がまだまだあるように感じました。

金沢駅には11時44分に到着
(誤って金沢駅や電車の写真を消してしまいました…。)

改札口も降車客でいっぱいで駅のコンコースは観光客で溢れ大変な混雑でしたが、これは北陸新幹線の効果も大きいようですね。

何と言っても金沢は加賀百万石の城下町
経済・文化の中心地であり、企業や学校などが数多く存在しています。
やはり、江戸時代以来脈々と引き継がれる秘められたパワーがあるのでしょう。

さて、お昼なので、お目当てのハントンライスを。
ハントンライスと言えばこのお店ですよね。
いろいろメニューがあり迷いますが、
やはり、初志貫徹
中はこんな感じ。

食後は近江町市場に寄り、さらに金沢城や茶屋街などを散策する予定でしたが、この日は雪混じりの風が吹くかなり寒い日だったので、予定を切り上げて早目に帰ることに。

電車が止まったら大変だし…。

帰りは16時41分発の敦賀行
福井で乗り換えなくていいので楽チンです。
行きも帰りも楽チンコース!
 
敦賀行は4両編成で、金沢出発時はかなり混んでいましたが、松任を過ぎた辺りで一旦空いたかと思ったら、小松から再び多くの客が乗って来ました。

ちょうど、土曜日とはいえ夕方のラッシュ時に重なったこともあるみたいですね。

ただ、行きと同じく加賀温泉や大聖寺でほとんどの乗客は降りてしまい、ガラガラの状態で福井県に入りました。

その後、芦原温泉辺りから乗客がやや増えましたが、大半は福井で降りてしまい、福井から乗車してきた人たちも武生までにほとんど降りてしまい、ほぼ1両貸切に近い状態で、電車は推定110km/hの高速で北陸トンネルを一気に駆け抜け、19時6分に敦賀に到着
19時19分発の電車は湖西線経由の京都行
これで乗り換え無しで帰れます。
しらさぎ64号(写真)、続けてサンダーバード42号が先に出発して行きました。
3月16日に北陸新幹線がこの駅まで延伸すると、始発駅になりますね。
 
さて、京都行の電車ですが、
ご覧の通り見事に1両貸切状態
4両編成でしたが、敦賀出発時、乗客は10人くらい。
まだ19時台なのに真夜中のような感じ。

ここからループ線を通って滋賀県に入りますが、この辺りは山間部なのに加え完全に車社会
滋賀県に入っても数名が乗車した程度で、ガラガラの状態で近江今津に到着

この駅からはそれなりに乗って来ましたが、それでもかなり空いていました。

まあ、土曜日ということもあるのでしょうが、かなり厳しい状況ですね。

ところで、3月16日に北陸新幹線が敦賀まで開業すると、金沢ー敦賀は第三セクターになるので青春18きっぷは使えなくなります。

今春、18きっぷが発売されるかどうかまだ公表されていませんが、例年3月1日から適用期間になるので、もし発売されるなら18きっぷを使って「北陸本線」で金沢に行けるラストチャンス

もう一度チャレンジしたいですね。

最後になりましたが、
このたびの地震により、能登は大変なことになっていますが、一日も早い復興を心から願うばかりです。