今日はNゲージ鉄道模型、先日のDCC在線検知の続きです。Digitrax RX4を使ってどの車両が在線しているか?を表示するトランスポンディング機能を試してみました。難解な部分がありましたが、なるほど、こうなるんだ~ まで持っていけました😁。

 

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前回左のBDL168を使ってどの区間に車両が居るか?を検知するテストまでやりました。今回は右のRX4を使ってどの車両(DCCアドレス)が居るのかを検知するトランスポンディングにチャレンジします。どうなるのか?が事前にイメージし難かった機器、機能です😅。

 

RX4はコネクターとケーブルの先に白く四角いのが4つ、これで車両のDCCアドレスを検知できるの?という感じの見た目です。右の1個には既にテスト配線を付けています。

 

その配線がミソ~DCC機器からBDL168に繋ぐ線路出力ケーブルを機器の真ん中に空いている穴に通します。ロゴが印刷されている面が上とすればDCC機器側(下)からBDL168側(上)へ、この方向を間違うと検出されないようです。(説明書ではロゴ側が下になっているので感覚的に間違いやすい気がする😅)、また側面にRX1と書かれていますがこれが4つ付いている製品だからRX4 らしいです😁。

 

コネクターはBDL168の矢印位置に接続します。反対向きにも接続できちゃうんですが、左上の青い44pinコネクター側が黒いケーブルになるように だそうです。(英語のマニュアルをしっかり読まないと分からない😅)

 

前回と同じく1ゾーン分(RX1=1つ、4電源区画)を接続してテスト環境で運転してみます。RX1の白い機器同士は2インチ(5cm位)以上離すように とかいろいろ制約があります。穴に通したケーブルの微弱な電流~信号を拾っているんでしょうね。

 

トランスポンディングをやるには各車両に搭載したデコーダのCV61=2を設定しなければならないとのこと、defaultは0(トランスポンディングをやらない)設定らしいので沢山居るデコーダ搭載車両に片っ端から設定変更をやらねばなりません😅。

 

ここまでは割とスムーズに来たんですが、PC上の制御ソフトJMRIにどうやって検出結果を認識させるんだか?がさっぱり分かりませんでした。写真のReporter設定を使えばいい に辿り着くまでだいぶかかりました😅。(なおLR801のように表示されていますが、BDL168の設定を行い電源区画番号を801~804へ変更しています。)

 

JMRIのヘルプに記述を見つけました。レポーターとは何ぞや?はレイアウトからのレポート(報告)を受ける機能で、初期実装はDigitraxのBDL168/RX4から情報を受けるもの と書かれています。最初からドンピシャ=Digitrax機器用なんだ..ですが報道番組の”突撃レポーター”的なのを連想しちゃったので何だこりゃ??で読み流していた..発見に時間がかかったんだと思います😁。

 

Reporter Labelを追加するというメニューがあったのでやってみました。矢印が追加したものです。7129 enterと表示されていますが

 

ED75 129(DCCアドレス7129を線路に載せたところ~おおっ、ちゃんと車両のDCCアドレスが自動表示される(1枚上の写真)..😁、No.1~4区画内で運転すると在線検知区間は変わりますが、Reporter表示は変わりません。

 

別途ED78 2(アドレス7802をNo.3区画に載せると在線検知7802 enter"が表示され

 

車両を線路から降ろすとすぐに在線検知が消え7802 exits”が表示に変わります。テストでは車両を手動で線路に乗せる~外すをやっていますが、他のゾーンから入って来る~出てゆくをイメージしています。

 

手前のED75 129を先にNo.2区画に置いておいて、その後No.3区画にED78 2を置くとどちらも在線検知して”7129 enter”から”7802 enter”に表示が変わります。なるほど、(4区画でまとまった)ゾーンごとに車両が入った/出たをdetectし、最新のイベントが上書き表示されるんだ・・4電源区画それぞれ検知するのかと想像していましたがそうじゃないのね😅。

 

左の在線検知をしない線路から電源を貰って区間を延長し、ED75 129ED78 2が続いて在線検知区間に入るというテストをやってみました。機関車が停まっている位置は在線検知区間外、ここからどちらもNo.4→1へと進入します。

 

車両は写っていませんが、その様子を動画にしました。No.4区画にED75 129が入った瞬間7129 exitsenterに表示が変わり、続いてED78 2が入ると7802 enterに表示が変わります。この情報が本番環境での運転や自動制御にどう生かせるのか?イメージが沸ききらない部分もありますが、RX4の機能は理解できた気がします。

 

BDL168/RX4は4ゾーン16電源区間の在線検知が出来る機器ですが、ゾーンごとの電源区画が連続するように設定しないとややこしそう、はテストをやるまで分からなかったですし、ゾーンごとのトランスポンディングということはBDL168/RX4が1組では足りないかも知れないという気も..難解な部分もありましたが実際自分で弄ってみると色々分かってきます😁。

 

もうちょっとテストをやって、本番環境の整備に移ろうと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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