2023年 晩冬の山形・仙台とりっぷ②山を越えて山形へ | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

初恋*れ~るとりっぷ聖地再訪

仙台にやってきました…!

 

私が超推している百合×鉄道4コマ漫画「初恋*れ~るとりっぷ」の聖地です。

今日はこれから山形のほうへ向かいますが、ちょっとだけ時間があるので改札口からすぐ行ける範囲でれ~るとりっぷ聖地を再訪してみます。

 

(1回巡ったことのある聖地ばかりですが、何度巡っても楽しいので…)

↑おもに第7話「えきなか*とりっぷ」の聖地を巡ります。

この回は無料で読めるのでぜひ…!

 

まずはこれ!

通称「だてまえ」と呼ばれる、大きなステンドガラスが特徴の場所です。

在来線改札口の真向かいにあって、待ち合わせスポットとして使われています。

「だてまえ」と呼ばれているのは、ここに以前伊達政宗像があったため。

現在は撤去され、陸羽東線有備館駅で展示されているとか。

 

ちなみに3階の「すし通り 牛たん通り」に伊達政宗像がありますが、これは第7話掲載より後の2020年4月に設置されたものだそう。

 

さて、お次は3階にあるずんだ茶寮。

 

ここは「ずんだシェイク」が名物で、第7話の作中にも登場しました。

まひろ先生の飲みかけをそらちゃんが飲んで間接キスしちゃうという、百合的にとっても尊い場面が印象的です。

 

そんなまひそら間接キスドリンクをいただきます。

枝豆の優しい甘さが口の中に広がり、まひそらの甘い恋を思わせる美味しさでした。

 

 

今回は仙台駅での乗り換え時間を利用してちょっとだけ聖地のおさらいしてみました。
鉄道がテーマの作品だけあって、めぐりやすいのがいいですね。

 

↑仙台駅周辺の聖地を本格的に巡ったときの様子はこちら(2019年の記事なので現在の様子とは異なります)

 

 

↑聖地巡礼に役立つ記事はこちら

 

れ〜るとりっぷ聖地路線!

改札内に戻って、仙山線快速山形行きに乗車します!

仙山線は初乗車です。 

 

仙山線はれ〜るとりっぷ第8話でも登場した路線。 

乗るだけで聖地巡礼できちゃいます。

 

11:18、仙台を発車!

すぐに東北本線・東北新幹線と分かれます。

 

最初の停車駅、東照宮に到着。

近くにある仙台東照宮が駅名の由来。

日光東照宮の分社は全国に数多くありますが、東照宮を名乗る駅があるのはここだけだとか。

 

続いては北仙台に停車。

ここ北仙台は仙山線のほか、仙台市電北仙台線(1969年廃止)、そらちゃんたちが第11話で訪れた西古川まで繋がっていた仙台鉄道線(1956年廃止)も乗り入れる交通の要衝でした。

現在は仙台市地下鉄南北線が乗り入れており、再び交通の要衝となっています。

 

北仙台を出た列車は、引き続き市街地の中を走りつつ、少しづつ坂道を登っていきます。

 

愛子に停車。「あいこ」ではなく「あやし」。

市街地の終わりの駅で、大半の列車がここで折り返します。

ここまで各駅に停車してきた列車はいよいよ本領発揮。

次は作並まで止まりません。

 

しばらくすると、列車は広瀬川の深い渓谷を渡ります。

この橋の名前は第二広瀬川橋梁。

れ〜るとりっぷに登場した聖地です!

土木遺産に認定されている橋ですが、まひろ先生が言ってたように車内からはよく見えず、車道の赤いアーチ橋しか見えません…

 

続いても作中で登場した聖地を通過します。

その名は(臨)西仙台ハイランド。

昔近くにあった仙台ハイランドというテーマパークの最寄り駅だった臨時駅で、2003年より停車列車がなくなり、2014年に廃止。

現在では駅施設はすべて撤去されています。

作中ではまひろ先生がこの駅を車内から探していて見つけることができなかったというシーンがありましたね。

 

駅施設はもうありませんが、かつて駅前広場だった場所は車内からも見ることができます。

コツは仙台側からなら、熊ヶ根駅を発車/通過したあとGoogleマップで駅跡の位置を見ながら進行方向左側に注目すること。

 

 

列車は山間部へと入っていきます。

ここでおやつタイム!

先ほどずんだ茶寮で買った生クリームパンプレミアムずんだを。

 

甘いずんだクリームが入った美味しいパンでした!

 

西仙台ハイランド駅跡を通過して数分。

 

列車は作並に停車しました。

 

作並はれ~るとりっぷで登場した、聖地巡礼では非常に重要な駅なのですが、また明後日に風っこで来るのでそのとき詳しく見てみます。

 

雪の峠を越えて

作並を出るといよいよ県境越え。

山深くなっていき、車窓からは雪が見えるように。

 

この近くにはもうひとつの廃駅、(臨)八ツ森があったのですが、わからずじまい。

 

 

奥新川を通過。

この駅を過ぎると、列車は県境を越える全長5361mの仙山トンネルに入ります。

 

仙山トンネルを抜けるとそこは山形県。

ちょうど滝が見えました。

 

やがて、列車が勾配を下っていくと、山の上にあるお堂が見えました。

松尾芭蕉が訪れたことで有名な山寺こと立石寺です。

 

立石寺の門前町を見ながら川を渡ると、

 

列車は山寺に到着。

 

観光地の最寄り駅とあって、多くの方が降りていきました。

 

山寺を出てもしばらくは立石寺の姿を見ることができます。

 

しばらく進むと、もうひとつの電化路線が並走してきました。

奥羽本線(山形線)です。

 

列車は羽前千歳に停車。

仙山線はここで終わりですが、列車は奥羽本線に乗り入れ、山形まで向かいます。

奥羽本線は山形新幹線区間のため標準軌ですが、もともとの複線を活かして標準軌と仙山線用狭軌の単線並列となっています。

 

お隣の北山形に停車。

 

ここは左沢線の分岐駅で、左沢線の列車も仙山線用狭軌の単線に乗り入れます。

 

左沢線の車両が留置されている横を通り抜け…

 

列車は終点の山形に到着しました。

 

 

 

山形新幹線に乗車

お隣のホームには左沢線用のキハ101が停車していました。

 

「フルーツライン」の愛称がある左沢線にふさわしく、側面の行き先表示がフルーツたっぷりのかわいいデザインに…!

6月には「さくらんぼ風っこ」も走り、さくらんぼ狩りの観光客も訪れる路線だそうです。

 

 

別のホームには719系5000番台が停車しています。

山形新幹線用に改軌された奥羽本線用車両で、JRでは珍しい標準軌在来線車両となっています。

 

さて、山形駅からは銀山温泉を目指して北上します。

時間の関係で山形新幹線に乗車。

719系と同じ線路を走りますが、新幹線は別ホームかつ、中間改札が設けられています。

 

乗車するのはつばさ133号新庄行き。

 

東京からやってきた列車です。

在来線の線路に新幹線車両がやってくるこの光景、なかなか見慣れないですね…

もうすぐ後継のE8系が登場予定なのでE3系が見られるのも今のうち?

 

2000番台なので側面はフルカラーLED。

 

山形新幹線は全車指定席ですが、特定特急券(立席)の設定があり、普通車指定席の空いている座席に着席できます。

時刻の欄が空白になっている面白い料金券ですね~

 

ほとんどの人が山形で降りてしまうため、難なく空席に座ることができました。

それでは、出発です。

 

山形を出発するとすぐお隣の北山形で運転停車。

「新幹線」と名乗っていますが、実際に走っているのは奥羽本線の線路。

単線並列区間のため、行き違いのための停車が行われました。

 

左沢線や仙山線と分かれていき、最初に停車したのは天童。

将棋の駒で有名な街で、駅舎には将棋資料館があるそう。

 

続いて停まったのはさくらんぼ東根。

東根市がさくらんぼの生産量1位であることからこの名前になったのだとか。

 

その次、村山に停車。

 

北上するに連れ、車窓から見える雪が深くなっていきました。

 

13:16、列車は大石田に到着しました。

 

ここで下車します。

 

 

続きは次回。
 

 

★乗車データ

仙山線 3835M 快速 山形行き 仙台(11:18)⑦→山形(12:34) E721系 P4-7編成
133M つばさ133号 新庄行き 山形(12:46)→大石田(13:16) E3系 L68編成
※2023年3月3日乗車

 

 

次回 

 

前回

 

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