撮り散らかし鉄の記憶

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阪堺電気軌道 阿倍野~松虫(2024.1.8) モ164 我孫子道行き 臨時特別電車

2024年01月11日 23時43分48秒 | 路面電車
1/8に阪堺電気軌道 阿倍野~松虫電停間であべのハルカスを背景にモ161形の臨時特別電車を撮りました。
1枚目は、あべのハルカスを背景にあべの筋の併用軌道を松虫電停に向かう臨時特別電車 モ164の我孫子道行きです。
行先幕が赤字で「あびこ道」となっており、この運用で大和川検車区に入庫となりました。



2枚目は後追いですが、専用軌道の松虫電停に到着したモ164です。



3枚目は順番が逆ですが、あべの筋を南下するモ164です。



例年、正月輸送時に新鋭のあべのハルカスを背景にして古参のモ161形を撮ってましたが、今年は都合が合わずに行けなかったので、この日に撮りました。
2014年に開業した高さ300mのあべのハルカスは長らく日本一高いビルでした。
しかし、昨年11月に高さ330mの麻布台ヒルズ森JPタワーが開業したため、日本で2番目に高いビルになりましたが、日本で最も高い駅ビル、或いは西日本で最も高いビルであることは継続しています。

1928(昭和3)~31(昭和6)年に登場したモ161形は、日本で現役として運用されている最古参級の車両です。
1927(昭和2)年に登場したモ151形と台車、主電動機は同一でしたが、平野線で連結運用を行うために連結器と総括制御可能な間接非自動制御器を装備されており、低床路面電車としては日本で最初の連結総括運転車両になります。
当初はモ161~176の16両が登場しましたが、後に制御器を多段式間接制御器に変更された3両がモ301形に改番され、逆にモ151形から2両が編入されて最終的にモ161~175の15両が在籍していました。
徐々に引退が進んでおり、現時点で在籍しているのはモ161、162、164、166の4両となっています。
モ164は2代目で1928(昭和3)年にモ170として登場しており、初代モ164がモ303に改番された後に空番を詰めるために改番されています。
2014年にモ151形登場時イメージの茶色塗装、2016年には「文豪ストレイドッグス」のラッピング電車、2017年に青色の雲塗装と車体塗装が変更されていましたが、現在は登場時イメージの茶色塗装に変更されています。


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