今回も能登の思い出ということで、のと鉄道にあった珠洲駅をアップしようと思います。
珠洲市の代表駅として駅員もいた珠洲駅の駅舎は平屋建ての、どこか旧国鉄の名残がある建物でした。
ロータリーの腕木式信号機も昔はタブレット閉塞が行われていたことを想像させてくれます。
珠洲駅の駅名標の中には旧国鉄型のものもあって、非常に味がありました。
珠洲駅の駅構内には車庫があり、終点の蛸島駅には行かず、ここ珠洲止まりの列車もありました。
蛸島駅に行くため、時には珠洲駅の観光センターで自転車を借りたのもいい思い出です。
のと鉄道能登線が2005年に廃止されて能登半島が鉄道の空白地帯となって、いちばん影響を受けたのが珠洲市だったのは想像に難くありません。
2024年1月1日に起きた地震がきっかけで、今は市が衰退しないことを願うばかりです。