年末年始は大阪難波〜五十鈴川間で臨時の阪伊甲特急が運行され、30000系ビスタカーが活躍しましたが同系による下り阪伊甲は定期列車では大阪難波9:45発鳥羽行きの3905レが該当し、鶴橋〜伊勢市間において大和八木のみ停車で運行されます。しかし今回運行された阪伊甲は本来通過駅である五十鈴川発着であったため珍しさを感じ、「通過駅が終着の甲特急とは・・・」って思ってしまいました。


(2024.1.1 河内山本〜高安間にて撮影)

 河内山本付近のカーブを走る30000系4両編成の臨時阪伊甲特急です。見た目は停車駅の多い乙特急と変わらないため区別が付きにくく、何か特別な表示があれば良かったと思いました。


(2024.1.1 河内山本〜高安間にて撮影)

 撮影した臨時阪伊甲は大阪難波11:50発の4105レですが旧1105レに近いスジであったため懐かしさも感じられ、「以前はこの時間帯にも賢島まで行かない阪伊特急があったんだよなぁ」って思いました。ただ旧1105レは大阪上本町始発の乙特急で普段は宇治山田行き、多客期は鳥羽行きとして運行していたため今回の五十鈴川行きは違和感があり、伊勢神宮(外宮・内宮)への参拝客を目的とした設定だと言えます。