おはようございます。
本日も、昨日に続き、宇和海3号の乗車レポートを投稿してまいります。
伊予中山を通過後、次のトンネルに入ります。
この特急宇和海は、1990年に臨時列車として松山~宇和島間で運転を開始しています。
2015年3月のダイヤ改正以前は、岡山発着の特急宇和海が運転されていました。
伊予市~宇和島間が非電化という背景もあり、宇和島から松山以東への移動は全て松山での乗換えが必要です。
ただ、今となっては毎日1往復でもいいので岡山から宇和島へ直通する列車がほしいと願うばかりです。
今回、この宇和海3号を選んだのにはワケがありました。
乗車前に時刻表の後ろのページにある編成一覧表を拝見した限りでは、この宇和海3号は4両編成となっていました。
中継進行。
しかし、実際乗車してみますと3両編成でした。
しかも宇和島行の最後部は、通常は指定席と自由席が半々であったところ、乗車当日は最後部の1両全てが指定席扱いでした。
所定の編成内容と大きく異なる編成でした。
しかしそれでも乗車率は非常に高く、早朝でも座席は全て埋まった上立ち席も発生するほどです。
上り坂の途中なのですが、ここで内子の到着案内放送が流れました。
場内進行。
内子停車。
内子には7:12の到着。
一部の駅では、車掌さんはドア扱いを先頭車両から行います。
五十崎を通過。
ホームの一部がトンネル内にある駅です。
今回、四国の列車を乗車レポートとして投稿するのは初めてとなります。
しかし、乗車してみて、改めて「ここがエライ」と思えた部分があります。
それは、JR四国の特急列車は短編成でも車掌さんが乗務していることです。
考えてみますと、短編成の特急でも車掌さんが乗っているのは、JR北海道も同じかもしれません。
JR四国とJR北海道は、非常に厳しい経営状況でも乗務員に対する人件費はしっかり予算を充当しているように思えました。
もう1つ気づいたこと。
それは、ターミナル駅でも自動改札機のない駅が多いことです。
列車が駅に到着する度に、駅員が改札口に立ち改札業務を行っています。
ここが、他のJR各社と違うポイントのように思えました。
特急宇和海の途中駅は、確認した限りで申しますと、自動改札機のある途中駅は1つもなかったように思えます。
閉塞中継進行。
右から伸びてきたのは愛ある伊予灘線の線路です。
ここは伊予若宮信号場です。
場内注意。伊予大洲停車。
まもなく伊予大洲。
松山行の特急宇和海が待避しています。
伊予大洲を出発後、大きく右にカーブします。
肱川の鉄橋を通過。
これでヒジカワと呼びます。
今回乗車した列車の中で、印象に残った車内放送があります。
それは自由席利用に関する放送です。
譲り合って利用し、座席には荷物を置かない旨の放送を、毎回の途中停車駅で放送していました。
伊予大洲を出ると、急カーブが多くなり、速度はやや低めになります。
今回すれ違った対向列車でいちばんびっくりしたのが、この普通列車。
キハ185系を使用した各駅停車です。
先述のキハ185系を使用した普通列車は宇和島~松山間を内子経由で結ぶ列車です。
この八幡浜駅、地理的には愛媛県及び四国の最西端に位置します。
八幡浜には7:35の到着。
2分間停車する間に立ち席利用の自由席利用者はほぼ全員下車しました。
明日は、終点の宇和島に到着します。
どうぞお楽しみに!