今日はNゲージ鉄道模型、どの区間に列車が存在するか?=在線検知機器のテストに着手しました。自動運転へ向けての第1歩です。正常に検知してPC上で認識してくれる所までたどり着きました。楽しい機能があるのも分かりましたが困ったことも..😅。(記事中の動画が勝手に?消えていたので復活させました。1/11)

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

元日の記事に書いていた在線検知の機器を使ってテスト開始です。今回はDigitrax BDL168、写真左の基板を使ってみます。決して新しいものではなく既に使いこなされている方が多いと思いますが、私は初トライ..何か複雑そうです😅。

 

左側の青いコネクター(44ピン)に沢山ハンダ付けをしていく必要があります。写真は電源ケーブルだけ付けたところです。BDL topとマジックで書きましたが、ショート検知器PM42でも同じものが使われており、また裏返しでも挿し込めてしまうので識別のためです。右の白いのは他のDigitrax機器と繋ぐロコネットケーブルですが..

 

これまでDCC開始当初に沢山買っていたものを使って来ましたが今回足りなくなってしまって..買ったのは6極6芯の電話線です。これで代用できるとのnet記事を見つけて..無事動きました。だいぶ安価で済みます。そもそもロコネットケーブルはKATOのオンラインショップ等あちこち品薄で手に入らないようです😅。

 

BDL168専用の12~15V電源を用意せよ(他種機器と混用しないように)と書かれていたので写真を準備、壊れたDCS50K(D101セット)のものです。15V3Aですからオッケー、こんなところで使い道があったか😁。なお、BDL168を増設する場合は同じ電源を使ってもいいようです。

 

同封のマニュアル(全部英語😅、net上にも同じものが公開されています)を見て配線に取り掛かります。見やすいように自分で色を付けました。青枠のDCC制御機器(コマンドステーション又はブースター)からレール出力の片方(緑)は直接片側の線路へ、もう片側(赤)はBDL168につなぎ、そこから4分割、赤い線側だけギャップを入れて4区画の在線検知が出来るようです。同じセットが1台に4つ(4ゾーン)付いているので4×4=計16区画の在線検知が出来ます。

 

まず1ゾーン分だけ配線します。写真右の電源及びGround端子を除き44ピンコネクターの上下端子を短絡させるようにと書かれています。5ピンのコネクターを介して接続するようにしました。

 

パソコン上にどのようにdetectされるか?使っているJMRIソフトで行けるのか?全く分からない(知識が無い)状態だったので、先ず余った線路を使って片ギャップを切り

 

デスク上でテストできる練習環境を作って作動させてみました。1区間が64mm×4本、4区間で全長1mちょっとです。車両はED75 129DN163K4a搭載)を使いました。

 

 

配線して電源Onするとロコネット~DCS52(KATO D103)のUSB端子を介して接続されたPC上のJMRIソフトがセンサーとして4区間を認識してくれました。JMRIに含まれるPanel Proというソフトで作図する方法も何となくわかって、↑動画のように検知してくれました。No.4区画から右へ走行させ、在線(黄色に設定)表示がギャップを跨ぐごとに順次右のNo.1へと移って行きます。PC上の表示が変わるまで若干のタイムラグがあるようですがなるほど、こうなるんだ😁。本番環境では直線だけではなく、ポイントやカーブを含めた線形図を書けばいいんでしょう。(最初記事のカバーにはこの動画をgif画像にしたものを使ってみましたが、ずっと動きっぱなしも落ち着かないので静止画像に変更しました😅)

 

写真は以前使っていたKATOの踏切セット(20-652,653)です。これは赤外線センサー式ですが、

 

家具類の下にレイアウトを設置し、低い位置に天井があるようになってから踏切が正常作動しなくなって使用を断念した経緯があります。なので多分赤外線センサーはNG,電流検知型のBDL168を選びました。Digitraxデコーダ搭載車両でトランスポンディング(検知している車両の番号をdetectする)をやるにはDigitraxの在線検知機器を使わないと出来ない という制約もあるようです。

 

他にも色々テストしました。写真は一番上の矢印、ロコネットの”下流”に繋いでも正常に動作するか?のテストです。既に9台も繋いでいて怪しい動きをしたことがあったので不安がありましたがどうやら大丈夫みたい、ショート検知器PM42と混用しても大丈夫か?など色々やって正常に動くことを確認しました。何か不具合があると設置場所の制約とか出てきますから、テスト環境でやっておきました。

 

JMRIにスピードメーター(Speedometer?笑)機能があったので使ってみました。矢印のように走行時の速度を表示してくれます。例えばセンサーLS2(No.2区画)に入って(entry)~出る(exit)まで、更にLS4(No.4区画)に入るまでを設定し、それぞれにかかった時間を計測し、スピードに換算してくれるようです。

 

車両は写っていませんが計測の様子を写した動画です。距離3840cmというのは1区間の距離(64mm×4)をスケール換算で150倍した値です。こういう機能、楽しいと思います。(1/11 記事中の2動画が消えた状態になっていたので復活させました。消した覚えは無いんですが..少し前にも別記事で同じことがあったと思います😅。)

 

電流検知型ですから、室内灯なんかでも在線検知(矢印)します。貨物列車なんかどうなるかな?上記速度計は全部entry側に統一すればいいんでしょう😁。

 

しかし電流検知型で困ったことも..ポイントは写真のようにDS51K1デコーダを仕込んでいるものが多数です。作動用のDCC電源をポイントの線路から貰っているので外部からの配線不要~大きなメリットだったんですが、この方式だとデコーダに電流が流れているため常時在線検知しっ放しになっちゃうとのこと、netで記事を見つけ実際やってみたらその通りでした😞。在線検知をやる区間はポイント切換用の電源を別に引っ張らなきゃいけないらしいです。ひとまず本線だけの構想なので対応しなければいけない本数は少ないですが、Myレイアウト全部の在線検知をやるのは現実的ではなさそう..150本近いポイントがありますからね😅。

 

どの区画にどの列車が居るかを検出するトランスポンディングはまだ良くわかっていないんですが在線検知は何となく見えてきた、テスト環境で得られたものは多かったような気がします😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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