めいめいに撮影し始めるのだが、点字ブロックを塞いででも撮るのは相変わらず困りもの。
中には職員出入口を塞いでいて、職員から苦言を呈されていた事例も見かけた。
記録するにしても、鶴見駅の鶴見線ホームは頭端部など一部狭い場所が存在する。
改めて、周りへの配慮はきわめて厳重に気をつけないといけない。
もっとも、3番線に停車する電車でこの角度のカットは幾度となく撮ってきたもので…
これだけだと、いつもの記録の域を抜けないのだがー。
ここで、4番線に入線してきたのは…
205系!
まぁ、これまでだったらなんてことのない当たり前の日常風景だったはずの205系同士の並び。
しかしそれは、2023年12月24日以降は日常風景ではなくなり始めた。
しかも、鶴見駅で見ようとするなら、平日の朝に赴かないと難しくなってしまったのである。
…かくいう自分も、鶴見駅で並びを見たのはなんと2019年12月7日以来4年ぶり。
それも、イベントによる4番線留置だったため、定期運用は記憶が正しければ初めてだった。
それだけに、改めてしっかり記録に残しておきたいものの一つで…
かつ、これまであれこれ記録を尽くしてきた鶴見線界隈でも収めておきたかったものだった。
それはこの日集まった他の撮り鉄も、同じような考えだったのだろう。
他の駅でも、並びを狙えるチャンスはいくらか存在はする。
ただしかし、この鶴見駅の独特な頭端式ホームが一番鶴見線らしいと言えばらしいだろうか?
ここでまず、3番線から先に海芝浦行きが発車。
そしてそして、意外にも4番線にのみ停車している写真も撮っていなかったらしい。
2019年12月7日の記録の再精査も必要だが、自分の新鮮な感覚を頼りに記録を重ねた。
そして、また3番線に入ってくる205系を迎撃。
僅か80m程度のホームにゆっくり入ってくる姿も、まもなく見納めになる。
この鶴見線ホームがE131系で埋まる日も近いし、タイミングによれば埋まっているか。
朝のラッシュは終わりに近づいてきている。
それとともに、4番線のこの日の役目も終わる。
それを見極めて、冬晴れの鶴見線沿線に改めて歩き出していく。