2023.12.29 激動著しかった鶴見界隈2023年最終記録。見据えるは未来② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

浜川崎から扇町を経て、E131系で鶴見にやって来た。
試運転も撮らなかったので、実はこの時が初めて鶴見駅構内で見るE131系である。

学生や一部勤め人が冬休み期間に入ったために、俄かに撮り鉄が多くなっていた鶴見線界隈。

しかし、こと新車になると日常利用の通勤客の注目度も高くなってくる。

特に今回のE131系は前面の水色が目立ち、よいデザインアクセントになっている。


「各駅停車」の表示を出して走るのは、来年3月までの限定。


車体は東急2020系と酷似したSUSTINAステンレス製車体を採用。

側面だけ見ていると、東急田園都市線に居る錯覚に陥るw


8:32、発車。

しかし、まだまだ鶴見線の賑わいはやまず…


今度は4番線に、E131系が入ってくる。


現状、4番線を使用しているのは朝のみ。


鶴見線ホームは頭端式のため、平面移動は容易でこそあるが…3番線より歩行距離は伸びる。


今はまだ、必要があるからこそ維持されている。

しかし、配属本数やそもそもの運転本数も減ってきている中、その風景はいつまで見られるか?

車両もさることながら、鶴見線そのものの日常風景もしっかり目を向けていかないとならない。

そのあたりの目線意識は、この年末年始で改めて強く感じることになる。


だから、この4番線に停車するE131系の姿も分け隔てなく記録する。


昭和の頃から変わらぬ佇まいを維持するホームと、令和の新型車両の組み合わせのギャップ。

隣の国道駅と同様、できるだけ長く残しておきたい風景である。

ただバリアフリー上の難点が課題で、それが日常利用も遠ざけてしまうであろう側面も。

新型車両に置き換えられていく現在、それは今後の大きな課題となるだろう。


新型車両は走り始めた。

それは、JR東日本が鶴見線は必要不可欠な存在であることを示している。

これからの変化を、優しい目線で見守っていきたいものだが…


…まずは、平成後期からの風景を隅々まで見渡して、しっかり収めていけるように。


またここから、余命僅かな205系の記録がますます加速していく。


まだまだ記録は始まったばかり。

ワンパターン化しかかりそうなところをグッと堪えて、さらにシャッターを押す手に力が入る。