489系と581系 / 151系と489系 京都鉄博 -② | 安芸もみじ / Photos, Historys, Trains - Hiroshima JAPAN

489系と581系 / 151系と489系 京都鉄博 -②


前回は151系電車のUPでしたので、今回は489系電車をUPして、その2つを見比べてみます。

とは言え、そんなに真面目にやっている訳ではないので、かしこまらずに読み流して頂けると助かります。

真剣に掘り下げて語る記事の時もありますが、今回はそうではないパターンなので、宜しくお願いします。

で、なぜそうなったかと言うと、撮ったと思っていた写真が無かったりして、対比のための写真が足りなかったからだったり••••••••。




それでも写真の順番は151系の記事に倣わないと、企画そのものが崩壊してしまうので、最低限のルールは守りながら進めて行こうと考えています。

まず運転席上のトップライトですが、151系から継承された砲弾形ライトの両脇に予備笛、そして一体カバーで包んだデザインは、そのまま受け継がれました。

ヘッドライトの様式もそのまま受け継がれましたが、151系では消灯状態での撮影でしたが、489系では点灯状態なので少し分かり辛くなっています。

明らかに変わったのはテールライトの様式で、151系ではヘッドライトと同様にシルバーの輪枠を使っていましたが、489系ではボディーと一体形成となっていて赤い周輪となっています。




また運転席の両サイドにあったバックミラーは151系で述べた通り、有効な設備ではなかったために、481系の時点から引き継がれませんでした。

京都鉄道博物館へいるのは489系ですが、1番初期のプロトタイプ481系・483系の時点で引き継がれたものと、引き継がれなかったものが確定しています。

そして151系と485系シリーズの決定的な違う点は、その車高なので運転席の位置は変わらない故に、そのボンネットの傾斜角が異なります。

客室部分の車高が高くなった分、客室窓の位置も高くなったため、窓列を包むようにストライプ化した赤いラインの高さも変わり、ヘッドライトのラインと窓列のラインの交わるデザインも変わりました。




さて、ここからは581系電車の写真に変わりますが、意匠的にはその後の183系や381系にも通ずるフェイスなので掲載します。

ボンネットスタイルのデザインは、車高と大同小異なパーツで151系から481系へと継承されました。

481系は1964(昭和39)年に直流区間と交流60Hz区間用の特急電車で、翌1965(昭和40)年には直流区間と交流50Hz区間用の483系がデビューしました。

1968(昭和43)年には交流50Hzと60Hzのは両対応となった485系電車が誕生し、1971(昭和46)年には派生系列として信越本線 碓氷峠協調運転に対応した489系が誕生しました。




この一連の流れは全てボンネットスタイルで製造されましたが、1972(昭和47)年からは貫通扉の付いた581系に似たデザインへと変わりました。

京都鉄道博物館には切妻先頭車の特急電車は581系しかいないため、このような表現となりましたが、実際の時系列は1972(昭和47)年7月に貫通フェイスの183系がデビューし、同年10月に485系も貫通フェイスとなりました。

しかし貫通フェイスはその構造上、貫通扉から隙間風や雪が侵入し、運転席が狭くなるなどの弊害があったため、1974(昭和49)年に183系と485系は揃って非貫通形となりました。

581系は3電源方式の583系へバージョンアップされますが、両形式で1967(昭和42)年~1972(昭和47)年にかけての製造だったため、非貫通形は存在しません。




ただ、583系は2017(平成29)年に形式消滅しており、その長い使用期間のために非貫通形へ改造された車両は存在しています。

また581系・583系は寝台特急電車なので、車両断面は24系客車に準じており、その車高から183系グループ・485系グループとは異なる形状となっています。

その特異なデザインは非貫通形の183系グループ・485系グループのデザインチェンジの原形になりましたが、581系自身は1964(昭和39)年にデビューした0系新幹線から受け継いだ、直系の運転席から客室へ向けた形状のデザインでした。

さて、ちょっと手ブレとなってしまいましたが、151系との対比のためなので489系の台車でないといけないものの、581系の台車を貼りました。




特急電車の台車については、またいずれ話題にすることにしましたが、その時は少し本気でやりたいと思います。

ところで2階からの581系俯瞰写真ですが、この2枚は他の写真と同時期に撮影したものではなく、500系新幹線が シンカリオンのエヴァンゲリオンコラボの、ラッピングをしていた時の撮影です。

そしてこの3枚ですが、上2枚は489系電車で下1枚は151系電車です。

上からみると運転席屋根上にウインカーランプの有無が違いとしてよく分かりますが、京都鉄道博物館にいる国鉄色の車両の中で、489系は厳密には国鉄色ではありません。


国鉄特急色は車体裾と窓周りに赤いラインが入っていますが、他にもう1本 雨樋が赤色でなけれぼなりません。

勿論、581系・583系も同じですが、こちらは青いラインになります。

ちなみに581系のテールライトは車体奥へ埋め込まれていますが、その中のデザインは151系のテールライトの意匠を受け継いでいることがよく分かります。

そして最後に余談ですけれど、489系のヘッドライトの写真ですが、 画面左奥に151系の一部が写っていることに••••••••気づきました?

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今回はこんな感じの内容となりましたが、展示車両のクローズアップとその比較は、何かちょっと楽しいので、またやるかも知れません。

と言うことで、今日はケーキの日のようです。

冷蔵庫の中にイチゴのショートケーキとミルクモンブランをキープしていたので、写真に撮ってみました。

まぁコンビニではなくスーパーで買ったものですけれど、生クリームの甘さって幸せの味ですよね。

吐き気とかあって食欲も無い時、イチゴのショートケーキなら食べられる••••••••乳製品だしカロリーも高いので、そういう症状の時には、最適品です。




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