黒船で下田港めぐり【美しさ、煌めく旅⑦】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

テーマ:
(前回記事の続き)

(下田港内めぐり遊覧船 黒船)



★過去記事↓↓






下田湾を望む下田ロープウェイ / ザ・ロイヤルハウスのある寝姿山駅 【美しさ、煌めく旅⑤】 


伊豆下田の奥座敷・蓮台寺温泉 清流荘【美しさ、煌めく旅⑥】 





※2022年(令和4年)12月当時

下田港へ
伊豆急下田駅からタクシーで、下田港遊覧船乗り場へ。徒歩だと駅から15分程度。

道の駅「開国下田みなと」すぐ近くの
下田港外ヶ岡桟橋

下田港内めぐり遊覧船乗り場

下田港めぐり遊覧船は、(株)伊豆クルーズが運行。
同社は、他に、伊豆半島最南端の石廊崎めぐり遊覧船も運行している。




《(株)伊豆クルーズHPより》
●下田港内めぐり遊覧船  黒船「サスケハナ」







●石廊崎めぐり遊覧船「マリンバード(おしどり)」







下田港(静岡県)は、1854年(嘉永7年)、日米和親条約を締結したペリー艦隊7隻が順次来航

その当時の黒船を模した観光遊覧船  黒船「サスケハナ」。当時の本物の黒船は、遊覧船の3倍の大きさだったそう。


一つ前の遊覧航海を終え、桟橋に接岸中の黒船「サスケハナ」



「サスケハナ」は、幕末期に浦賀(神奈川県)に来航したペリー艦隊9隻のうちの1隻の船名。下田にペリー艦隊が7隻来航した際は、「サスケハナ」は中国に向かったため、下田には来航していない。




桟橋の反対側には、海上保安庁第三管区海上保安本部下田海上保安部の巡視船「かの」が停泊


黒船「サスケハナ」に乗船



船内へ。

1階は普通客室



上部2階には、別料金の特別室もある。特別室を利用するには1階で追加料金を支払う仕組み。


下田港外ヶ岡桟橋11時30分出航



波穏やかな下田港内を20分で一周する。


毘沙子島(みさごじま)

島には赤い鳥居


島は、海鳥の住処になっている。



遊覧船の周りをカモメが飛ぶ。


船内で販売してる餌をキャッチ

右奥は、下田と伊豆諸島(利島、新島、式根島、神津島)を結ぶ離島定期船乗り場。東海汽船グループの神新汽船の小型フェリー「フェリーあぜりあ」が就航。下田港を9時30分に出港し、島々をまわり、16時30分に下田港に戻って来る。


犬走島(いぬばしりじま)
島は、防波堤で陸地と繋がっており、歩いて島に渡ることが可能

犬走島の先端には下田港西防波堤灯台








山に囲まれた下田の市街地




トンビも餌を狙って近寄ってくる。




入江の奥には、下田海中水族館










下田港の入口の防波堤。この先は、外洋の太平洋。

防波堤の手前でUタウン

下田港の出口付近は、太平洋のうねりが港内に入り込み、船は若干動揺










1階デッキ

航跡


トンビが遊覧船を追う。



いつの間にか、遊覧船の周りにはトンビの群れ



鋭いくちばしで餌をキャッチ。トンビの餌付けは怪我防止のため手袋必須。






約20分間の遊覧を終え、
11時50分、下田港外ヶ岡桟橋到着