年内の『乗り納め』と称し
年末の忙しい中21日~4日間の
四国乗り鉄に出かけました。
まずは【前編】として
『時代の夜明けのものがたり』乗車の
2日間の模様をお届けします。
21日に『時代の夜明けのものがたり』の
“XmasTrain”と称したツアー企画の
お誘いを頂いたので・・・
職場に、わがまま年休を申請
はれて4日間の『四国乗り納め』に出発
締めの四国もフェリー深夜便での四国入り
今年も性懲りもなくやって来たクリスマス寒波
深夜1:00発三ノ宮FT発のジャンボフェリーは
30分ほど遅れて出港
JR高松駅には30分遅れの朝6:00に到着。
みどりの窓口でマリンライナー8号の
グリーン車指定席を発券
窓口の方が「パノラマも空いてますよ」と
言ってくれたので遠慮なく
つか、冬のパノラマ席はひじょうに寒いという事が判明・・・
快速 マリンライナー8号 6:46 岡山 に乗り
児島駅から 特急 南風1号 7:28 高知 で
9:30高知駅に到着し
まずは荷物を一度ホテルに預けてから
とさてらすで一休み。
2時間早着ですが知った顔もちらほら
南風3号がジャストタイムなのですけどね。
12月21日『時代の夜明け』
11:30顔見知り勢ぞろいの受付を済ませ
知り合いへXmasプレゼントを配り配られ
ホームに上がると『時代の夜明け』が入線
往路~立志の抄~は2号車に乗車。
XmasTrain特製『時代の夜明け』Xmasカード
ツアーなので席には料理も準備されています。
お見送りをうけて出発~
この日の料理は通常メニューとは違った内容の
土佐の食材を使用した創作料理~皿鉢風~
この日は特別に、料理長が列車に乗り込み
料理の説明と具材の紹介をしてくれます。
驚いたのは
お品書きに書かれていた「金目鯛の蕪蒸し」が
丁度市場に卸されていたアカメが有ったので
「アカメの蕪蒸し」に変更したとの事
まさか、怪魚アカメが食べられるなんて
アカメは個体数が極端に少ない魚で
宮崎県では絶滅危惧種として捕獲禁止の魚
汽水域を好むため、川の水質や河口の生息域の
環境に左右される魚です。
極端な言い方をすれば高知・大分・宮崎にしか
棲んで居ないと言い切っても良いくらい
生息域が限定してしまった魚です。
ただ、高知県ではそれなりの個体が居るらしく
釣りの対象で食用にもされています。
まぁ、それでもそうそう釣れないそうですけど
鏡川や四万十川の河口で140㎝40㎏クラスの
アカメが釣り上げられている事からも
やはり、四万十川の「最後の清流」の表現は
あながち間違いではないと納得させられる次第。
他にも、鯨肉・ウツボ・四万十鶏など
個々ならではの食材の数々を堪能しました。
今回のツアーに参加しているメンバーは
『時代の夜明けおもてなし隊』の参加メンバーが
大勢いるので沿線への反応も一味違います
なので、一般参加の方達とはある程度分けられた
座席割になっていた気がします。
ワイワイ騒ぎながらの乗車でしたので
ほとんど写真を撮ってる暇がない
そんな状況でしたので往路の2時間半は
あっという間に終着窪川駅に到着
準備の間、ホーム端で愛煙家のメンバーで
談笑をし「四万十町観光協会」のお姉さんwや
出発時に並走ダッシュでお見送りをしてくれる
四万十にこにこ応援隊の皆さんにご挨拶をして
折返し復路の~開花の抄~に乗車となります。
~開花の抄~は1号車KUROFUNEです。
我々騒ぐ常連チームは1号車のBOX対面席
親睦を深められるようにと運営からの配慮
裏を返せば隔離されているともいうwww
窪川駅を皆さんの暖かいお見送りの中出発
2023年いっぱいでいったん活動終了です。
梅一さんの姿も見納め
なので、車内からは大きな声援と
精いっぱいの感謝のお手振りが続きました。
各駅のおもてなしも常連メンバーが多いので
盛大に盛り上がり『伊予灘』や『千年』では
体感する事のない宴会場となりました
列車に積んでいた瓶ビールが全部なくなったそうですwww
高知駅に18時到着後帰宅メンバーと
居残りメンバーに別れ解散となりましたが
おでかけライフさんから2次会のお誘いを
受けたので参加
さらに、トシさん、胡麻ちゃんと王将で3次会
ホテルに戻ったのは23時前でした
12月22日『時代の夜明け』ごめん・なはり
前日、遅くまで飲んでホテルに戻ったら
そのまま
朝から大浴場で体を目覚めさせチェックアウト。
昨日に引き続き『時代の夜明け』に乗車ですが
この日は金曜日なので土佐くろしお鉄道の
ごめん・なはり線への運行日です。
高知駅に着くと何やら改札回りが騒がしい
なんと〈土讃線〉阿波池田-三縄間で倒竹発生
列車が止まっているとの事
南風1号から阿波池田駅で抑止中
当然次発の南風3号も動けずという事になり
この日『時代の夜明け』乗車の知り合いが
たどり着けない事態に
去年はクリスマス寒波大雪で『夜明け運休』
今年は雪で倒竹とどうもXmasには何かが起こる
という訳で、運良く高知に居た人を乗せ
『時代の夜明け~煌海の抄~』は定刻に出発
仕方ないとはいえ1号車はBOX席が全空き
カウンター席に7名がこじんまりと着席
俺の右隣はトシさん、Y姉妹(姉)
左側はTakeさんと仲間内で固めています
そして、一番奥のイベント席には
謎のサンタクロース
年内のごめん・なはり線運行最終日という事で
JR四国も車内イベントを企画していたのですが
チョッと寂しいXmas運転となってしまいました。
しかし、そんな事を吹き飛ばすように
後免駅では三山ひろしさんの応援隊が
『時代の夜明け』のお見送り。
沿線のフレンド幼稚園からは人文字を作って
その中にはすまいるえきちゃんの姿も
そのすまいるえきちゃんは『時代の夜明け』を
追っかけて夜須駅に保護者の廣永さんと登場
ホームでサンツタクロースとツーショ
夜須駅を出ると車窓には広大な太平洋が一望
天気はいいが風の強い日で海面は風波が立ち
海は荒いものの陽光がキラキラと反射し
~煌海の抄~に相応しい姿を見せています。
そして、月の名所「琴が浜」を車窓に見つつ
サンツタクロースからXmasプレゼント
聞き覚えのある声で「メリークリスマス」と
Xmas限定カードとチロルを恥ずかしそうに
手渡してくれました
約4kmの琴が浜を抜け市街地に入り
しばらくすると安芸駅に到着。
この頃になるとサンツタクロースも
この顔である
そして終点の奈半利駅へ。
残念ながら翌日の予定のため
復路の~雄飛の抄~には乗車せず
快速 15:01 高知 に乗り込んで
皆さんとお別れです。
後免駅で 特急 南風22号 に乗り
雪の残る〈土讃線〉讃岐山地を越え
多度津駅で 特急しおかぜ21号 に乗り継ぎ
さらに松山駅から 特急 宇和海29号 で
実に3本の特急を乗り継ぐこと5時間
本日の宿泊地八幡浜に到着しました。
高速バスなら高知から2時間少々なんですがフリーきっぷなのでw
松山市内のホテルが高くなったのと
10月に1度泊まって快適だったので
COZY HOTEL NUKUI さんにしたのです。
リニューアルで綺麗、駅近、大浴場ありです
冬場は大浴場のあるホテルに限りますね
という訳で2日間の高知
『志国土佐 時代の夜明けのものがたり』
~特別運行XmasTrain~と~煌海の抄~
は終わりまして
後編の愛媛~香川・徳島へと続きます。