日本の鉄道で運転された開業・周年記念号で時刻表掲載されたものを取り上げています。
第66回目は、JR東日本の小海線の全線開業に関する記念列車を取り上げます。
海なし県の長野、山梨にまたがるローカル線ですが、そもそもなぜ「小海」という名前なのか?ですが、平安時代に発生した八ヶ岳の水蒸気爆発の影響で、せき止められた千曲川の流れによってできたとのこと。その小さい湖を海に見立てた名前がついたことが由来のようです。
ブログ筆者の小海線の乗車経験は佐久平〜小諸間とかなり限られた区間のみです。。とはいえ、このブログを立ち上げてから何度も小海線関連の列車を取り上げて来ました。ご興味があればそれらの列車も知っていただきたく。
周年記念の概要
小海線全線開業記念
対象物 | JR東日本 小海線 |
所在地など | 小淵沢〜小諸 78.9km |
歴史の起源(概要) | 小海線(のちの小海北線) 1932年12月27日:小海線として小海〜佐久海ノ口間が開業 ※この間、小海南線が開業。同時に小海線の前述区間は小海北線に改称
小海線 1935年11月29日 清里〜信濃川上間の延伸開業をもって小海南線と小海北線がつながり、小海線に改称・・・ここが起点 |
小海線の最急勾配は33パーミル、JR中の鉄道最高地点標高1,345メートルと、高原鉄道のブランドをほしいままにしても、それらが足かせになります。1991年からキハ110系、2007年のキハE200形と、当時の高性能気動車を持ってしても、列車のスピードが劇的に向上しないのは小海線の線形の厳しさを物語っています。
臨時列車の運行概要
快速 小海線全線開通80周年号
運転区間 | 小諸〜小淵沢 | |
| 2015年11月29日 | |
使用車両・編成 | ハイブリット気動車3両編成 編成内訳:キハE200 こうみ(小海線営業所)1両 + HB-E300 リゾートビューふるさと(長野総合車両センター)2両 こちらのサイトを参考にしました。 | |
列車番号、運転ダイヤなど | 9280D 小諸発9:29 → 小淵沢着12:06 9281D 小淵沢発13:30 → 小諸着15:55 途中停車駅(小諸起点):佐久平、中込、八千穂、小海、信濃川上、野辺山、清里 | |
備 考 | 全席指定席 |