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テーマ:鉄道(22079)
カテゴリ:鹿児島本線
西牟田駅(にしむたえき)は福岡県筑後市西牟田にあるJR九州・鹿児島本線の駅です。 駅番号はJB19。 駅のすぐ横には九州新幹線が走っています。 この新幹線のルートはJR九州の久留米駅付近から筑後船小屋駅まで、約20キロほども在来線の線路と並走して走っています。 1937年(昭和12年)5月、鉄道省が開設。 1971年(昭和46年)2月、無人駅となる。 1976年(昭和51年)簡易駅舎に改築。 1996年(平成8年)、再び有人駅となる。 2016年(平成28年)3月、再び無人駅化。 相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。 1970年代に無人化されてましたが、1996年(平成8年)に再び有人化になりました。 有人化の際、無人駅当時に設けられた統一規格の簡易駅舎を改造して駅事務室を設けていましたが、合理化に伴い2016年(平成28年)に再度、無人化されてしまいました。 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員は409人。 駅名の由来は開業当時の地名(三潴郡西牟田村)が由来になっています。 西牟田村はのちに筑後市と三潴町に分かれ、三潴町は町村合併し、現在は久留米市となっています。 「西牟田」の「牟田」とは「湿地を開墾した土地」で、文字通り「湿地を開墾した土地の西側の集落」という意味です。 大牟田にも見られるように、湿地帯の多い土地柄のため「牟田」と付く地名が多い。 JR九州の駅名票には、文字ばかりではなくその土地の特産品の絵などが描かれています。 西牟田駅の駅名票に書かれているのは久留米絣(くるめかすり)。 絣(かすり)は、織物の技法の一つで、絣糸(かすりいと)、すなわち前もって染め分けた糸を経糸(たていと)、緯糸(よこいと、ぬきいと)、またはその両方に使用して織り上げ文様を表すものです。 久留米絣は、伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つとされています。 久留米絣の技法は1956年に重要無形文化財に指定され、1976年には通商産業大臣により伝統工芸品にも指定されています。 しかし、西牟田駅の所在地は久留米市ではなく筑後市の北端部分、ほぼ久留米市には近いところ。 駅から西南に約3キロほど離れた西牟田の久富地区が昔からの久留米絣の主産地になっているので、駅名標に久留米絣が描かれているようですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.31 21:48:32
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