12月31日(日曜日) 雨のち晴れ
世間的には大晦日ですが、毎度申し上げているように、私たち郵便配達にとって12月31日は「普通の日」で、1月1日が大晦日、そして1月2日にようやく「元旦」を迎えます。でも年賀状、少ないです。去年よりも少なくなってます。これはちょっと危機感を抱かないとダメかな?
そんなわけで、ちょっとだけ残業をやって帰宅しました。
帰りがけ、近所の寺で除夜の鐘を鳴らす行列が出来ていました。正確に言うと、「除夜」ではなくて「除夕の金」というそうですが、この寺ではないけどここ最近、「除夜の鐘がうるさい」という近所から苦情があって、除夜の鐘を止めたり、あるいは少し早めて夕方から実施したりするケースが増えているとか。夕方に鳴らすから「除夕」。
ある地方でも、寺の周辺が開発されて、若い家族とかが引っ越してきて、除夜の鐘を突いたら「うるせぇ」と怒鳴り込んだ奴がいるとか。時代は変わりますが、敢えて言わせていただければそういった苦情を言う奴、バカじゃねぇの?
1年365日毎回除夜の鐘を突いているならいざ知らず、また、お前の耳元で鐘を突いたのならいざ知らず、年に1回のことじゃいか。それが嫌だったら、近所に寺が無い他の地域に引っ越してくれ。
除夜の鐘じゃないけど、引っ越してきたところが線路脇で、何分かおきに電車が猛スピードで走るので騒音と振動に悩まされているケースは聞いたことがあります。1970年代の「名古屋新幹線裁判」が有名ですよね。あと、自宅の裏が公園で、そこで遊ぶ子供の燥ぎ越えが「うるせぇ」というケースもあって、新聞ネタになりました。電車の場合は自宅が最初で後から建設されたらそりゃあ文句の一つも言いたくなるでしょうけど、除夜の鐘は日本古来の風物詩なんだから、時と場合によっては住人が折れる必要があるのかもしれません。
まぁ、兎にも角にも2023年は終わり。
来年はどうなりますやら。