前回の続きです、
前回は奈良や伊勢志摩とをつなぐ観光特急を紹介しましたが、
今回はそれと並ぶもうひとつの近鉄の看板ともいえる名阪特急を、
ひのとり、
名阪甲特急は全てこの車種に置き換えられ統一されたようです。
甲特急とは近鉄における名阪、阪伊、名伊の3系統で、乙特急という通常の特急よりも停車駅の少ない速達便のこと。
とにかく全席バックシェル装備という、今この時もホームで外から写真撮ってる場合ではないほどの快適さが思い起こされます。
以前に乗車した際にその時の様子などを書いています。
そしてこのひのとりがデビューするまで名阪甲特急の主役を張ってきたのが、
アーバンライナー Plus、
これとは別に
そして初代名阪直通特急10100系2代目ビスタカー、
半世紀近く前に廃車された形式だけに実物の写真は持ってないので模型で。
複数写ってますがオレンジ色に紺の帯のスズメバチのような昔の近鉄特急の標準色の方です。
その名を継ぐ、
ビスタEX
かつては近鉄特急の代名詞だったビスタカー、初代から数えて3代目30000系の更新車。
基本編成4両の中間2両が2階建てになっているのがセールスポイント。
その基本4両というのが、
前はビスタですが、
後ろ4両は別の車種、
しまかぜやひのとり、JRや他社私鉄の有料特急にも多い一般的な6両以上の固定編成ではなく、
近鉄のお家芸である連結切り離し対応型、ここでのバディは汎用特急のACEですが、ビスタ同志を繋げた重連運用もよく見られます。
その汎用型特急車両、ACE、
基本編成は4両のほか、2両もあり組み合わせ次第でフレキシブルに対応できる特急車両。
阪神電車とすれ違ったところで、
乗り入れてきている阪神電車についても紹介したいと思います。
これまで阪神線内で何度もご対面してきていて、このブログでも過去に登場したことのある電車たちなのでさらっとおさらい程度に。
Go!Go!灘五郷、
灘五郷とは西、御影、魚崎、西宮、今津の5つの酒造地のこと。
ちょっと調べただけで誰もが聞いたことのある日本酒の銘柄がぞろぞろと出てきます。
阪神電車×桃園メトロ連携記念ラッピング列車、
この電車もタイガース日本一入場券購入の日に乗ってきました。
台湾の台北の空港路線である桃園MRTとのコラボラッピング。
阪神なんば線開業10周年記念ラッピング列車
奈良、大阪、尼崎、芦屋、明石の文字が、
京セラドームの絵も見えます、沿線に因んだ絵柄が描かれています。
阪神1000系のラッピング車は灘五郷もこの前のタイガース日本一記念もそうですが、
側面は賑やかですが前から見ると正面の顔の部分はほぼスッピン、
あってもロゴくらいでノーマルと変わらないものが多いですね。
以上、今回は近鉄の名阪特急のほか汎用特急や乗り入れている阪神電車の紹介でした。
つづく。