みなさんこんにちは。今日の話題です。



連日にわたり「千里ニュータウン」にまつわる話題をお送りしていますが、断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」の話題をお送りして、今年は締めることにいたします。「大阪モノレール」ホームページより。



延伸予定区間は「門真市(大阪府門真市)〜仮称・瓜生堂間(うりゅうどう、同東大阪市)」8.9km。


事業認可後、昨年からおらが街ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。グーグル地図より。



さて、毎度の探索のスタート地点「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、大阪府東大阪市)」の建設予定場所から、12月に入った最近の工事の様子をお送りする前編。まずは地点。


画面端で左から中央奥(東西)に横切るのは「JR学研都市線(片町線)」。これに南北で直交するのが高架に「近畿自動車道(近畿道)」と地平の「府道大阪中央環状線(中環)」。



目の前の中環は、上下線の間に近畿道を挟むという広い幅員。これを渡ります。



地点。おお〜、こんなに広かったんですね。

二本の高架柱は、先月には完成していたのですが、その建設のために設けられていた事務所が完全に姿を消していました。


先月の様子。付帯工事だったのでしょうか。



9月末の同じ場所。わずか3ヶ月前あまり前でしたから、完成までの速さには驚きます。



高架柱の高さは隣の近畿道のそれを超えるほどですが、今年はじめに先んじて完成していた川向うの高架柱と、これで一体化したかのよう。

奥に見える赤白の鉄塔と、花びらのような建物は花き卸売市場の「鶴見はなぽーとブロッサム」。モノレールでは北隣の「仮称・門真南駅(同門真市)」が目の前に計画されています。


地点。JR高架から少し進んで北方向に、一級河川の「寝屋川(ねやがわ)」を渡ります。その中洲に当たる地点、近畿道の東側に沿う形でモノレール本線が敷かれることになっています。


変わりはないかとキョロキョロしていますと、モノレール予定地に並行する、寝屋川を渡る水道管が延びるところに、仮設の壁を発見。

モノレール本線路はこの真横、奥の近畿道との間を経由しますので、工事かに関連してなにかするのでしょうか。



地点。寝屋川を渡って来ました。

このあたりは今年はじめには高架柱がすでに完成している区間。先月に引き続き、特に変化はありません。



さらに北上、地点。
いつもの大東市(だいとうし)との境に当たるところ。ここから南がおらが街。


来た南方向を振り返る。橋脚間が空いていますが、この間に寝屋川が流れています。

30〜40mは間隔のあるところで、なおかつ、南北で橋脚の高さが異なるというもの。先ほどの水道管の壁然り、川の中には柱を建てず本線路を一気に敷くのか。気になります。


さて、出発地点からJR高架を南にくぐります。
ここからは地点。


今年は結局、くだんの二本柱はJR高架を越えずでした。来年はどうなるかですが。


JR高架を越えたこのあたり、中環と近畿道の間には「仮称・鴻池新田駅」が建設されることになっています。
ただ、予定地はいまだ手つかずの茂みのまま。

この茂みの整備と、高架柱の南側への延長はどうやらセットになりそうに感じます。


中環の本線と側道の間では、車線を全体的に向かって手前にずらす工事がこのように進行中。


モノレール駅から、東へ300m先にある「JR鴻池新田駅」へ至るためのペデストリアンデッキを建設するためのようですが、その配置も気になるところ。



オレンジ色の保護柵が続きます。



地点、「河内寺島東」交差点に到着。

中環と近畿道はここで東西に「石切大阪線(府道168号線)」と直交しています。工場や配送拠点が沿線に近いためにトラックが日夜頻繁に走る、こちらも交通量の多い道路です。


横断歩道を一時封鎖しての工事は、やはり中環本線の車線をずらすためのもの。結構大規模です。



地点。この南側で、近畿道の「東大阪北インターチェンジ」からの流出路が中環に延びて来ます。本道と、この流出路との間の狭隘なところにモノレール高架は作られます。


さらに、定点観測は南へ進みます。

今日はこんなところです。