草薙駅を定刻の5時7分に発車し、ほのかな酒臭さを帯びた列車は、終点沼津駅を目指し進んでいきます。

 

次の清水駅からまとまった乗車があって以降は、しばらくは動きがないのはいつものこと。それでも富士駅吉原駅からはかなり多くの乗車があり、立ち客もチラホラ。中には通勤通学ではない感じの、大きな荷物を持った人たちの姿もそれなりに見られます。あぁ、青春18きっぷのシーズンが始まったな・・・ いつまで発売してくれるかわからないですが、発売される限りはしっかり活用させていただきたいと思います。

 

終点の沼津駅で、いつものように上野東京ライン宇都宮行きに乗り換え。

 

 

乗り込んだ5号車2階席は貸し切り状態で、定刻に沼津駅を発車します。

 

 

三島駅から1人乗ってきて以降は、小田原駅までは動きなし。来春のダイヤ改正以降はどうなるんだろう? 間違いなく私個人としては、利用頻度は減るでしょう。冷静に考えてみても、1.5倍以上の値上げって、さすがにちょっとキツすぎますよね。

 

その後は各駅から乗車があり、我が5号車もどんどん混み合ってきて、茅ケ崎駅で相席に。まぁそれはいいとして、隣に来たおっさんのマナーの悪いこと悪いこと。思い出すだけでも気分が悪くなるので詳しくは記しませんが、ただただ最悪だったことだけお伝えしておきます。といっても、自分も意図せずいつの間にか相手を不快にしていることがあるかもしれません。これを反面教師に、自分の行動を冷静になって考えてみるのも必要だなと、改めて思いました。

 

その後藤沢駅では完全に満席に。その状態は新橋駅まで続き、多くのサラリーマンたちとともに、私も新橋駅で下車します。

 

横須賀線から直通してくる内房線に乗り継ぐのは、この先の東京駅でも可能ですが、少しでも構内を歩く距離を減らすため、いつも新橋駅で乗り換えることにしています。もっとも、効率だけで考えれば、同一ホームで乗り換えができる戸塚駅がベストではありますが、そこで乗り換えても、この時間帯では間違いなく座ることなどできないでしょう。旅をするにもいろいろ考えなければならず、頭を使いますね。

 

 

新橋駅で8時35分発の千葉行きに乗り継ぎ、終点の千葉駅には9時18分の到着。

 

 

久留里線の起点木更津駅へは、この後8時51分にやってくる君津行きの方が一本で行けますが、どうしてもトイレが我慢できず、そちらを優先することにしました。

 

それにしても、総武線のグリーン車は久々に乗りましたが、東海道線と比べ車両も新しく全席にコンセントも完備と、素晴らしい設備を持っています。現代社会では、コンセントはあるに越したことはないですからね。東海道線もそうなってくれることを強く望みます。

 

千葉駅からは9時23分発の君津行きに乗り、八幡宿駅を目指します。

 

このまま木更津駅へ直行しても、久留里線にはちょうどいい時間帯の列車はありません。それまで、少し寄り道をしながら向かうことにしましょう。