今回は2008年3月16日、廃止を目前に控えた三木鉄道を訪問したときの写真となります。


三木鉄道は総延長6.6kmと非常に短い路線で、途中に行き違い施設はなく1閉塞。

そんな路線はもともと遡ること1916年、播州鉄道として開業したものの1943年に戦時下、買収されたことで国鉄三木線となった。しかしながら、営業係数は悪く国鉄再建法によって1981年に第一次特定地方交通線選定され、1985年に第三セクターの三木鉄道に転換されましたが、その後も収支は劇的に好転することもなく、2008年3月31日、兵庫県にある第三セクターの“三木鉄道”が廃止となりました。

三木駅前には顔出しプレートもお目見え。
まだ残り15日あるためか、混乱もなくのんびりした雰囲気が漂っています。
毛筆、手書きの廃止を告知する看板が。
駅舎内では簡易ながらグッズ売場が。
記念きっぷなどが発売されていました。
改札前に掲げられた次の列車と行き先、乗り場を案内する札が国鉄時代からの雰囲気を漂わせています。


サボにも『さよなら三木鉄道 永らくのご利用ありがとうございました』の文字。

車内は全員が座れる程度の混雑。
いつもこれくらい乗車していたら、廃止も免れたのかも知れませんアセアセ
各駅の風景
三木での写真ではないので、終点の厄神駅かと思うのですが・・・
ヘッドマークが取り付けられていますキラキラ
三木では神戸電鉄粟生線、厄神ではJR加古川線と乗り換えられるにも関わらず、重要が少なかった三木鉄道。昔は当たり前に見られたものが、少しずつ廃止となり、いつの間にか見られなくなると言うのは
非常に寂しい気持ちになります。

おまけ
厄神からJR加古川線で粟生駅へ移動します


粟生駅到着。
粟生駅では北条鉄道も。こちらは健在ウインク
こちらは乗らず、神戸電鉄に乗車。
写真を見る限りそんな感じだったかと思うのですが・・・行動をハッキリ覚えていないのでありました魂