今は見られない列車・車両・塗色(86・南海7000系)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


(Wikipediaの写真を使用)
 
このコーナーでは今まで乗車・撮影した列車・車両・塗色の中で、今では見られないモノを紹介いたします。
 
第86回目は、南海電気鉄道の南海線系統で活躍した4扉車、7000系電車です。
 
1963年~1968年にかけて90両が製造されました。
車体が鋼製である事以外は、1962年より製造された高野線用6000系とほぼ同一でした。
当時の南海本線は踏切が多く、修繕の容易さから鋼製が選択されました(他にコストの問題もあり)。
21m級4扉ロングシート車で、片開き扉を有していました。
 
長年にわたり特急(自由席車)から普通車までマルチな運用をこなしていましたが、
老朽化や、海沿いを走ることから塩害にも悩まされ、
2007年以降、8000系などの後継車両や高野線から転用された2000系により廃車が進行し、
2015年には完全引退して、約50年にわたる生涯を閉じました。
残念ながら先輩の6000系より先に全廃されてしまいました。
 
私は何度か7000系に乗ったことがありましたが、まともな写真を撮っていませんでした…。