18切符で旅行してた頃は、できる限り夜行のムーンライトで長距離を移動した。それでも他に手がなく日中に関西から九州や関東から東北まで乗り継いだこともある。

1990年新大阪駅。JR東日本持ちだった頃の特急〝白鳥〟。〝白鳥〟+〝はまなす〟で翌朝には札幌に!なんて時刻表見ながら計画だけは立てた。実際は〝雷鳥+北越+いなほ〟なんて当時でも言われていた。新潟県を超えて乗車する人はどれ程いたのだろうか?

1990年新大阪駅。函館からの〝日本海〟。夜行なら関西北陸から秋田青森への需要はあったし、函館行きは人気だった。でも函館着はお昼前…。

鉄道旅行や趣味に効率を求める必要は無いと思うが、LCCが広く普及する昨今では、起きてから半日近くを列車の中で過ごす旅は我慢出来ないだろう。

今年2023年の初夏に初めて新しくなった大阪駅に降り立つ機会があった。小綺麗になってしまうと、大阪と言えども独特な地方色が薄れていて残念だった。