国鉄型車両ではありませんが、EL・DL横川ナイトパーク同様に前から気になっていた、光のページェント号に乗って来ました。新幹線が並行しているにも関わらず、盛岡仙台間を3時間ほどかけて走破する架線下DCです。新幹線の開業により普通列車のみのローカル線に転落した本線にたまに走る臨時列車に乗るの結構いいですよね。
 
<2023.12>
●盛岡駅の電光掲示板。かつての急行を思い起こさせる停車駅です。

 

●車両はキハ110系の2両。仙台方が指定席、盛岡方が自由席。出発間際でも自由席は窓側も含め結構空いてました。イベント向け列車あるあるで、95%は光のページェントを見に行かなそうな人たち。自分も含めてね。

 

 

●はまゆり1号と。物足りないがもはやこの系列の車両しか無いから仕方ないか。

 

●新幹線からも見放され、本当に地方のローカル駅になってしまった水沢に到着。

 

●全区間架線下を走るDCってところが、かろうじて国鉄感があります。エンジン音を聞きながら、かつての特急街道を雪景色を見ながらのんびりと時間を過ごすのもある意味贅沢です。

 

●前沢で回送列車の通過待ちでしばらく停車しました。

 

●列車は一ノ関に到着。この辺りから自由席も結構埋まっているようでした。でも、指定席は満席のはずなのに通路側はほどんど空席。通路側しか取れなかった人が自由席に移った感じかな。

 

 

●一ノ関の電光掲示板はちょっと凝ってました。

 

●仙台に到着しました。指定席はガラガラでしたが、自由席車両からはかなりの人が降りてきました。

 

 

●車両はキハ111形とキハ112形のトップナンバー。わざわざこういう配慮をしてくれたのでしょうね。

 

 

●1975年の時刻表。形式や車両数は違えど、かつての急行たざわといったところかな。しかし、一ノ関で盛から来た「さかり」を併結する一方盛行の「むろと」を分割、花巻では釜石から来た「はやちね」を併合し宮古行の「陸中」を分割、そして列車は田沢湖線を通って秋田へ。他にも盛岡発盛岡行急行とか今では考えられないゾクゾクするような列車に乗ってみたかったものです。

 

 

●盛岡方の光のページェント号は息が長いですが、かつては福島方も583系を使用した光のページェント号が設定されており、何度も乗りに行きました。この頃は仙台支社が頑張っていろいろと583系の臨時列車を走らせてくれていたなぁ。郡山駅にて。

 

 

●かつて仙台を発着していた快速南三陸。今では仙台発着の気動車は臨時の湯けむり号くらいかな。