この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。
今回は、近鉄の全路線完乗と三重県の鉄道路線の完乗をめざします。
当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,ごゆっくり!
**********
伊勢中川駅から急行大阪上本町駅行きに乗車します。
急行列車は、伊勢中川駅を発車すると榊原温泉口駅までは停車せず、川合高岡駅、伊勢石橋駅、大三駅は通過となります。
その後は、桜井まで各駅に停車しますが、今回は榊原温泉口駅と次の東青山駅は撮影に失敗(まあ撮影済みの駅なのであまり頑張らなかったんですけどね)、次の西青山駅からスタートです。
駅の周りは山だらけの何もない秘境駅、手前の東青山駅から7.7kmも離れています。
大手私鉄の駅で、これだけ駅間距離が離れているのは珍しいのではないでしょうか?
同じ「青山」となっていて両駅とも三重県にありますが、東青山が伊勢の津市にあるのに対し、青山峠を挟み、西青山は伊賀の伊賀市にあります。
地勢的には全く異なるエリアのような気がします。
駅の開業は昭和5年ですが、複線化のための新青山トンネルの完成で昭和50年に東青山駅とともに新駅に移転しました。
次は、伊賀上津駅。
駅舎はありますが無人駅です。
自動券売機もないですが交通系カードは使用可能です。
次の駅は、あれ、めちゃ広い構内がある駅。
青山町駅です。
大阪方面への折り返し駅で構内は2面4線となっています。
峠の伊勢側の東青山駅と青山町駅の間は日中は急行が1時間に1本、それとポツンポツンと名張折り返しの普通列車が停車するだけの閑散路線(特急と快速急行が通過するので運行本数自体が少ないわけではない)となっていて、この青山町から大阪方面は日中1時間に急行2本、普通1本が停車する便利なダイヤとなっています。
ただ駅周辺はのどかですねえ、駅近くには桐ヶ丘という近鉄開発の住宅地がありますが、通勤時間帯にのみ運行される快速急行を利用しても大阪上本町駅までは1時間20分、首都圏ならともかく、関西圏ではちょっっと苦痛の通勤時間な気がします。
青山町駅を発車すると、右から単線の線路が近づいてきます。
こちらが、今回三重県最後の未乗路線としてクリアすることになっている伊賀鉄道伊賀線です。
伊賀神戸駅からJR西日本の関西本線伊賀上野駅とを結んでいます。
この路線もまた元近鉄の路線、近鉄は、日本一の路線網を持つ私鉄ですが、それでもかなりの距離を失った、いえ捨てたと言えます。
ちなみに伊賀線の鉄橋が左端に見えますが、鉄橋がかかる小さな川は木津川、右手が下流で、このさき関西本線に沿って奈良県・京都府に入り、京都府八幡市の石清水八幡宮近くで宇治川・桂川と合流し淀川となります。
そして伊賀神戸駅に到着しました。
もちろん下車します。
あまり大きな駅ではなさそうですねえ。
JRの伊賀上野駅が木造ながら大きな駅舎だったので、伊賀神戸駅も大きな駅かと思いましたが、そうでもないようです。
たまたまこのホームにある駅名標を車内から撮影した20年程前の写真があったのでアップしておきます。
この頃はまだ伊賀鉄道が近鉄の路線だった頃のものです。
残念ながら伊賀上野方面ホームの様子を撮影した写真はありませんでした。
乗ってきた列車を見送ります。
このまま大阪上本町まで行って、そこから空港リムジンで伊丹へ向かったら福岡に帰るのは早そうですねえ。
ただ今回は三重県四日市市でのお仕事でお客様からセントレア往復の航空券をいただいているので、伊賀線のクリアが終わったら、また名古屋まで帰らないといけません。
まあ、それなりに楽しみを用意しているので、きっと苦痛にはならないと思います。
(令和4年2月撮影)
全国私鉄乗り潰し率
今日も未乗区間は乗車していません。
87.869%
↓
87.869%
近鉄グッズショップ