大人の休日パス5 ドラマの世界へ | tundraの世界

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朝目が覚めると6時ちょっと前だった。
窓から富良野駅をみると富良野線初発の旭川行が出発するところだ。

慌ててカメラをセットしパチリカメラ

富良野のホテルは駅が見下ろせる鉄部屋だった。

早朝の駅の様子をなんとなく眺める。

どうも雨が降ってるみたいだ。


富良野駅前には人の気配はほとんどなかった。
たまに車が来て人を降ろしているだけだ。

根室本線の初発もホームに入ってくる。

定刻に滝川に向けて走り去った。

何本か富良野駅を出入りするとあたりはだいぶ明るくなってきた。

空は厚い雲に覆われている。

雨が道路の雪をすっかり溶かしてしまっていた。

これで冷えたらツルツルだなって思ったけど気温は高そうだ。

 

朝の支度をしてホテルを出る。

朝食は富良野駅の駅そばと決めていた。

天ぷらそばを注文する。
つゆは旨かった。
でも麺は太目で好みののど越しではなかったのが残念だ。

そばを食べ終えると駅前のレンタカー屋に行く。
午前中はレンタカーを使って富良野観光する予定だ。

まず向かったのが根室本線布部駅。
ちょうど滝川行がやって来たのでパチリカメラ


キハ40の全身をパチリカメラ

肉眼では後ろの雪を被った山が綺麗だったのだけど。。
写真が下手だなぁ



なぜこの駅に来たかというと理由は昭和のドラマ「北の国から」

純と蛍が五郎につれられて降りた駅だったから来てみた。
駅舎は当時とは変わっているけどホームの雰囲気は同じだ。

そしてドラマの中心となった麓郷地区に行く。
残念ながらドラマで使われた五郎の家は冬季閉鎖だった。
外からでも見えないか?と思ったけどそれも叶わなかった。

でもドラマで盛んに出てきた中畑木材は健在だった。
雨が強かったから車の中からパチリカメラ


もう一つドラマに出てきた拾ってきた家に行ってみる。
ただここも雨がひどかったので車の中から見るだけにした。


次に向かったのは映画「ぽっぽや」の幌舞駅
ここは根室本線の幾寅駅なのだけど、映画の様に廃線が決まっている。

既に列車は7年前から来てはいないけど。。

写真右手には雪子の亡霊が使ったトイレが残されていた。

駅前にはだるま食堂など映画に出てきたセットが綺麗に保存されていた。

保存も大変だろう

そして幌舞駅の象徴的な腕木信号をパチリカメラ

ぽっぽやの映画ポスターのURL

健さんの真似をして空を見上げホームに立ってみたのは言うまでもない。


次に昨夜訪れた東鹿越駅いってみる。
停車時間が少なかったのと夜だったので周囲の状況がわからなかった。


線路は次の幾寅駅方面に伸びているけど草に覆われている。


もう列車で行く事ができない釧路方面の表示が寂しい


突然、頭の上でガーって声がした
白鳥の群れが飛んでいたのでパチリカメラ

 

そしてホーム先端の木に綺麗な鳥がとまったのでパチリカメラ

なんていう鳥なのだろうか?

わからない。。。



雨がひどくなったので予定していたニングルテラスに行くのはやめた。
どこかで昼食をとって富良野駅に戻る事にする。

元々の予定は15時52発滝川行に乗って札幌に行く予定だった。
でもまだ3時間弱ある。時刻表を調べると富良野始発14時14分の東鹿越行がある。

この列車に乗って再び富良野、東鹿越間を1往復することにした。

富良野駅の待合室には多くの観光客が改札を待っていた。
列車が入線し改札が始まると多くの観光客が席をとろうとホームに急いでいった。

重いキャリーバックを持っていたので、ゆっくりと跨線橋を昇る。
ホームに降りると不思議な光景を目にした。
みんながキハ40の前側ドア前に並んでいて後側ドアには並んでいないのだ。

不思議に思いながら誰もいない後側ドア前に行く。

席競争せずにまたポールポジョションが取れてしまった。
時間になって後ろのドアも開くと、前側ドア列の後方に並んでいた人が走ってやってきた。
そしてコケた。。

キハ40の座席は多いから全員座れるのだけどね。。
(座席数 キハ40:48席、H100:36席)


この駅ではもう一つ可笑しなことが発生した。


窓の外を眺めていると作業員がニコニコしながらやってきた。

手にはポリタンクを持っている。。

時刻を見ると発車時間の1分前だ。
アナウンスでは「走行に必要な水を入れる」との事
この車両は4時間も前から富良野駅に留置されている。
その間この作業員はいったい何をやっていたのだろう?

給水のためにエンジンは止められ車内の電灯が消された。

そして列車は20分遅れで富良野駅を出発する事になるえー

東鹿越駅に着くと小雨の降る寒い中多くの人がホームに並んでいた。
富良野駅でのハプニングは知らずにずっと寒さに耐えていたのだろう。

東鹿越駅では一度下車する必要があるので、列の一番後ろにならんだ。


富良野駅での給水ハプニングで発生した20分の遅延は終着滝川駅でも15分残った。
乗る予定だったライラック34号は既に出発してしまっている。


ライラック34号の指定席券を変更してもらうため、改札を出てみどりの窓口にいった。

窓口では慣れない若い駅員が正月の切符を買いに来たお客さんに対応している。


一緒に乗ってきた乗客の多くはおと休パスだったので指定券を持っていた。
滝川駅のみどりの窓口には一瞬で長い列ができてしまう。

前のお客さんの対応が済むと、若い駅員に変わってベテラン女性駅員がテキパキと処理してくれた。

予定より30分遅れて今日の宿泊地札幌に到着。
札幌での食事と言えばスープカレーと思っている。
食べログで探した駅北のスープカレー屋さんにはいった。


旨い!!

明日は函館経由で静岡に帰ります。


本日の旅程