只見線乗りつぶし(会津若松〜会津川口) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

2023年5月25日(木)

13時 会津若松駅

 

 

福島県(会津若松)から新潟県(小出)にかけて135.2kmのうち、ほぼ全区間が山間部の中を走る只見線

冬場は大雪で除雪が間に合わず運休するのはもちろん、夏場は大雨で只見川の水位が上がれば川にかかる橋が流されたり、

土砂災害で線路が埋まったりと数年に一度は数ヶ月間、不通になるのが恒例な路線ですが、

2011年の夏の豪雨でついに会津川口只見間の復旧は断念し、地元自治体との協議により上下分離方式(運行はJR、線路の管理は地元自治体)を採用することで復旧に向けて動き出すことになり、2022年10月1日におよそ11年ぶりに全線で運転再開されることになりました。

弊ブロガーの場合、只見線には2018年4月に乗車していて、そのときは会津若松会津川口只見小出は列車、会津川口只見は代行バスで移動していました。

5年前というとようやく会津川口只見間の復旧工事が始まりそうな状態にあって、それでも途中で断念するのでは?と半信半疑に感じていたので、こうやって全線運転再開となって乗り通せる日が来るとは夢にも思わなかった次第です!

 

会津若松発の小出行きは1日に3本しかなく、始発は朝6時台でよく寝てないと車内で寝落ちするリスクがあって、終電は17時台で日が暮れて真っ暗の車窓を眺めるだけなので、

始発と終電の間の13時台が一番身体に優しく、車窓も楽しめる一方で休日だと混雑する可能性もあるので平日に行くことにしました。

 

 

4番線には只見線の乗車口を示すテープが貼ってあって、全線運転再開直後は大混雑していたそうで、

この日も平日ながら入線前で20人くらいは並んでいたと思います。

 
 

入線してきた車両はキハE120系の2両編成。

前回乗車した時の国鉄型気動車のキハ40系は5年の間に姿を消しています。

 

 
会津若松13時5分→小出17時47分
 
会津若松の次の西若松を出発して会津鉄道会津線と分かれていきます。
 
 
阿賀川を渡るところで既にテンションが上がるんですが、
 
 
まだ会津若松市内をゆっくりと走行して、会津坂下から本格的な山登りが始まります。
 
 

車内は地元客を中心に混雑していたんですが、比較的空いてきたので只見線に乗る前に買っておいた駅弁を頬張りつつ、

 
 
会津坂本に停車。
使われなくなった貨車を再利用した駅舎を5年ぶりに眺めつつ、
 
 

進行方向右手には只見川が寄り添うように並走していき、会津桧原を過ぎるとまず第一只見川橋梁を渡ります。

 
 

次の会津西方を出発してすぐに第二只見川橋梁を渡り、

 

 
早戸に着くと只見川の奥にそびえる山々が川面に映る幻想的な車窓を堪能しつつ、
 
 
会津水沼を出発してから第四只見川橋梁を渡り、
 
 
会津中川を経て、
 
 
会津川口に到着。
 
 

14時59分に着いて15時28分の出発まで29分待ちということで車両の外に出てしばらく散策します。