昨日21日は、東武ファンクラブ主催の10000型廃車回送ツアーに参加しました。

今回廃車になるのは11461F、11480Fの2編成で、このひとつしか作られていなかったVVVF試験車である10080型を録音しておこうと、久しぶりにレコーダーを準備しました。

 


こちらから是非お聞きください。 

当日は数分の遅れが発生しており、到着予定時刻になっても前の普通電車が発車せず。
やっと入線のタイミングで2番線に電車が入ってきてしまいました。

末尾が0の10030型はもうこのふたつだけとなりましたが、その2編成が送り込みと本番でそれぞれ並ぶようになっていて、分かっているなあと。
偶然であればかなりビックリ💦

乗車すると早速複々線の外側をグイグイ進みます。

高架化された竹ノ塚を通過した。

電車は途中草加、春日部、東武動物公園、羽生と止まるが、羽生以外は運転停車。
車内を探索してみることに。

黄色い帽子を被った社員さんの背中を見ながら乗る電車は新鮮ですね。
普段は試運転など外から眺めるばかり。

リニューアル車と在来車の併結、リニューアルより新車の方が安いということに東武だけでなく他の会社も気がついてしまったここ数年、ここまでの変化はもう見られないかもしれませんね。

VVVF装置が変わったからと言って、故障を避けるためほかの編成と併結しないというメーカー側の立場は、受け入れられることなく最期の回送の時に。

珍しく車内の車番プレートなどを撮影していると、電車は春日部へ。
春日部では通過表示が出ててビックリ、4番で退避したのに笑

電車は伊勢崎線へと分岐し羽生へ。
この日は前日出場回送をした9106と入れ替えに51076Fの入場回送があり、羽生でちょうど並ぶ。

羽生では方向幕撮影会があるとの案内、11480でしか変更しないということであまり興味のない僕は車外も探索しようとブラブラ。
館林側先頭へ向かっていると、 側面幕を単体で回す社員さんたちの姿があり、1両ずつたびじ、林間学校、準急と幕が変わっていた。
あれ、変えていただいてるんだと思いながら先頭の方へ向かうと、こちらでも…

尊い!
最近はたまに見かける駅での撮影会、流行るのも頷けますね。
車庫でとるジャーナル撮影会も良さがあるし、こっちは現役の日常って感じの良さ!たまらん。
それも行先は高頻度で変えて下さりました。

時間になり、51076Fも入線。
東上線の車として慣れ親しんだ11461の最後の見送りが東上線との分かれ道である羽生で、東上線の電車と共に出来たのがとても良かった。サプライズですね。

実際のホームに過去の行先の電車、振り返ってもほんとに素晴らしい企画だと思います。
何千円もとるツアーの目玉にする撮影会のであれば、以前大宮駅でE231系を使ったものとか中央線でしていたようにもっと本格的に撮る環境を整える様なものがいいと思いますが、経路の休憩を兼ねたこういうのはもっとやれ〜!
──────────────────

帰りはりょうもうにしたのですが、大宮に二時間後に予定を控えていて、迷いつつ浅草周りで向かってちょうどよいじかんとなりました(?
東武ファンクラブ、入会してからすでに元を取ったつもりでになるような回数イベントがあってありがたい。


今回は以上です。