別府鉄道土山線(1984年廃止)には2両の客車がいて、ともに神中鉄道(現.相模鉄道)から三岐鉄道を経て来た2軸客車でした。  

私の2度の訪問時に運用に就いていたのは、オープンデッキのハフ7で、ガソリンカー改造のハフ5への乗車機会はありませんでした。

(1983.12.24 別府鉄道 別府港駅構内)

先日、このハフ5を見るため山陽線土山駅で降り、土山線の廃線跡を遊歩道にした「であいのみち」を歩いて保存先の播磨町郷土資料館を目指しました。

(2023.12.19 播磨町 であいのみち)

歩くこと20分、DC302に繋がれたハフ5に再開!

気になるのが「別府鉄道のりば」の標示板で、この力強い字体に見覚えがあります。

(2823.12.19 播磨町郷土資料館 DC302)

撮影したネガを整理すると、同じ書体の「別府鉄道のりば」の画像が出てきました。

(1983.12.24 別府鉄道野口線 坂井駅)

午前9時30分、郷土資料館の開館時間になると開錠され、間近で見ることができました。

(2023.12.19 播磨町郷土資料館 ハフ5)

(2023.12.19 播磨町郷土資料館 ハフ5)

車内は極めて良好な状態で、現役時代のビニール貼りシートがそのまま。

田の字型の正面窓が良いですね!

(2023.12.19 播磨町郷土資料館 ハフ5車内)