VSE Final Run 2023.12.10〜外から見た惜別と狂騒の最終記録④ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

12月10日の続きー。

VSEラストランは1回目のツアーを終えて、11:30頃に多摩線唐木田駅に到着した。

ここでは、2回目のツアー開始まで約1時間停車。


車内の公開はないものの、言うなれば先月唐木田駅で開催されたfeel free to VSE

近い体裁での最後の展示の“ようなもの”になっていた。

しかし、余りにも見物客が大挙して集結したため、この日唐木田駅1番ホームで予定されていた

ツアー客向けと思われる小田急TRAINSによるグッズ販売は、急遽中止されたとの由であった。


前回の展示イベントと違ったのは、天気が終始雲ひとつない快晴だったことに尽きる。

だがそれは、新宿方から見ると終始逆光気味、という撮影条件の厳しさを示すことになった。


それでも、VSEラストラン目当てにかくも多くのギャラリーが集まった。


だがそれだけ集結してくると、中には相変わらずの「自分くらいは」が現れてくるわけで…


特に悪目立ちしていたのは、ホーム端に立つ子供グループ。

うち1人はずっと三脚を立てていたが、どこの大人の悪い入れ知恵なのだろうか?

これは、後にホームを移動した際に苦言を呈し、係員からも「小田急では認めていないから」

撤去を促し、そこでようやく収めてもらうという為体であった。


そんな状況が散見されたが、晴れて暖かくなったのは行動するのに良い状況であった。

もっとも、ここら辺りから疲れも溜まってくるのであるが。


前回の復習をしつつ、新たな角度も試したりしている。


こうして見ると、最後の最後まで綺麗に保たれていたのだなと感嘆する。

清掃スタッフのVSEへの強い愛情が、この角度から見えてくるようである。


周りからの愛情も、最後まで途切れることがなかった。


VSEラストランに関わる乗務員の愛情も、相当強いものが感じられた。

その一端が、最終運行乗車記念のプレート。

春夏秋冬、沿線風景がデザインされた全4種類で、繋げると1編成が完成する拘りぶり!


この方は、ロマンスカーミュージアムで販売している缶バッジもデザインしている多才ぶり。


…なんてことに注目していると、そろそろ先行できなくなる時間になってきた。

油断していると、時間が経つのはあっという間である。

12:24。



友達親子と各停新宿行き(新百合ヶ丘から急行)に乗り、移動開始。

当初は昼食を近くのどこかで取ろうと考えていたのだが、先ず多摩線内各駅の膨れ上がりぶりに

戦意を喪失してみたり、考えてみたらVSEは新宿に向かうことに思い至り…

ならばと、そのまま電車が直通することに乗じ、東に歩みを進めていくことに。


…途中、睡魔にも襲われつつ。

体力をできるだけ温存しつつ、次善の策を考えていく。