ここからは久留里線に乗ります。
都心から最も近い非電化のローカル線。
木更津と房総半島の中央部にある久留里、亀山を結んでいます。
どうやら終点の辺りは"奥房総"と呼ばれるらしい。
「ようこそ奥房総へ」と書かれた幟旗をそこら中で見かけました。
駅前のコンビニで買ったパンを食べながら、久留里線の旅が始まります。
2両編成の車内は30〜40人くらいはいたんじゃないかな。
パッと見で、地元利用っぽい人は殆どいなかったような。。。
ロングシートに腰掛けて、パンをもそもそと食べながら車窓を楽しみます。
木更津から約1時間。
「平山」という小さな駅で降りました。
周りは終点まで乗り通すであろう旅行者ばかりだったので、軽めの優越感を味わいながら列車を見送ります。
ちなみにこの列車、普段は久留里行だそうで。
終点の上総亀山で開催されているウォーキングイベントの関係で、延長運転をしてくれていました。
てっきり沿線の活性化協議会とかの要請で延長してんのかと思ってたわ。
平山駅に降りた理由は「なんとなく」に尽きます。
ただ終点まで往復するだけじゃ芸がないしな。
当然ながら無人駅。
待合室を兼ねたような駅舎が県道から少し奥まった所にあります。
構内は非常にシンプル。
1面1線のホームに、ジブリ作品に出てきそうな簡素な待合所があるだけ。
勿論ローカル線のホームにありがちな花壇もありますよ。
せっかくなので周辺をふらふら散策してみましょう。
ムムッ
久しぶりに見たぞ、遮断桿のない踏切。
地方の中小私鉄ならまだしも、千葉県を走るJR東日本の路線ですぞ…。
1日数本だし、踏切渡った先に何があるわけでもないから必要ないんだろうな。
駅の亀山方にある陸橋で線路を越えます。
ここ結構良さげな写真が撮れそうだね。
まぁ、
撮ったが最後、
次の列車まで3時間待ちなんですけどもね。
田んぼの中にポツンと巨大鳥居を発見したので、その先にある神社に参拝してきました。
名前は大原神社。
境内を囲むように杉の木が植えられていて、神域であることを感じさせてくれます。
それにしてもいい天気だな!
最高の秋晴れじゃんか!
つくづく早起きした甲斐あったと思っちゃうね。
残りの時間を駅舎内で読書をしながら列車を待ちます。
平山駅まで乗ってきた列車が終点で折り返してきました。
車内に乗り込むと見たことのある顔ばかり。
キミたちは駅の周辺とかにキョーミ無いのかね。
上総亀山もいい所だったぞ!
ひとまず上り列車で久留里に戻ります。
続、、