VSE Final Run 2023.12.10〜外から見た惜別と狂騒の最終記録② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さあ、ラストランのVSE、最後の追跡は始まったばかり。


一度喜多見電車基地に入庫してから、約18分。

やはり、成城学園前駅構内ではVSEの入線時間から発車時間まで、事細かに案内放送が。

今にして思えばミステリーツアーとは違うから、それはそれでアリなんだろうけれど。

なかなか今までと勝手が違うなぁとは、終始感じながらの追跡行になったのであった。


そして10:53、予告通り入線。


今度はここから多摩線唐木田に向かう。

ここでは4分後に発車とアナウンスされていたので、到着後程なくして小田原寄りに移動開始。


VSEを巡る周りの熱も、次第に上昇してきている中で。

さらにツアー乗車中の友達親子ともシグナルを送り合って、さらに前へ。


果たして先頭付近は、既に相当数のギャラリーが集結していた。

まだ11時前からこの熱気に、少しばかりたじろぐ。


横断幕も登場し、ボルテージがさらに上がり…

って、持っていたのは7月の団臨の時の幹事だったw


だんだん膨れ上がるギャラリーに、息も絶え絶えだったのだが。


10:57。


かなりギリギリにはみ出すのが一部居て背筋を冷やしながら、発車を見送る。

この頃には、もうアングルとかクオリティを考えている余裕は失せてしまっていた。


そしてすぐ、移動。

後続は急行向ヶ丘遊園行き。


同じ目的の追跡者が大挙して先頭1号車に乗り込み、俄に電車内は大混雑。

誰か若い奴が


マニア専用車両か?!


と素っ頓狂な声を上げたり、俄に騒がしくなったのが耳障り。

かつての京浜東北線209系や京成3300形、東京メトロ6000系の時に匹敵する騒がしさだ。

特に去年、突発性難聴を患っている身としては、オクターブによっては耳に嫌に響くので…

これ以上あまり騒いでくれるなと、グッと押し黙ったまま立っているのが精一杯。

ここでは、複々線区間でVSEを追い抜くのでは?という希望的観測も流れていたが…

結局追い抜くことはなく登戸に到着。


そのまま急行で向ヶ丘遊園まで行けば、1番線に待避するVSEを見ることができたが…



ここまでの騒ぎに嫌気が差したのと、ここで発車を見送ると唐木田まで先行が不可能になるため
登戸で1本後の快速急行に乗り換え、とりあえず新百合ヶ丘まで先行を図ることにした。
ここでも、人の顔の目の前にスマホやカメラを掲げるのが居た事に閉口、心証を著しく害したが
気持ちをどうにか立て直して、先に走っていくことになる。

…そんな中、やはり界隈に撮影に繰り出している友達から情報が入ってきたりして…