路線バス運転士不足の解決策として、新交通システムの路線を整備せよ | れもいち写真館 (ameblo.jp)

 

昨日投稿した記事に補足を加える。新交通システムはドライバーレスであるとはいえ、電気代や固定費、メンテナンスなどのコストがかかる。そのため、現在路線バスが走っている全ての地域で新交通システムを整備することは現実的ではない。

私の地元である足立区・葛飾区には多くの路線バスが走っており、路線によっては平日の昼間でも着席が困難なほどの利用がある。そのような地域であれば路線バス会社は黒字あるいは赤字でもその額はわずかであろう。参考までに足立区と葛飾区の人口密度をそれぞれ見てみよう。

 

東京都の市区町村別面積・人口・人口密度【2023年9月】 | 知識時間 (tisikijikan.com)

 

このサイトによると、足立区の人口密度は13,065.5人/k㎡で、葛飾区の人口密度は13081.6人//k㎡である。足立区と葛飾区はほぼまんべんなく人が住んでいるため、このような驚異的な人口密度をたたき出している。仙台市の人口密度は1,396.6人/k㎡であるが、仙台市は市街地とそうでないエリアが存在するため、市全体で見ると人口密度が少ないが、市街地の人口密度は首都圏の自治体と遜色ないだろう。実際、仙台市街はJRの本数も多く、地下鉄も2路線走っている。

 

宮城県の市町村別面積・人口・人口密度【2023年9月】 | 知識時間 (tisikijikan.com)

 

 

 

地方都市で新交通システムを整備する際は、市街地の人口密度を基に判断するのが良いだろう。また、地方都市は首都圏と異なり、自家用車の利用率が高いため、新交通システムを整備するからには公共交通機関の利用促進活動も必要となるだろう。

 

 

JR仙石線 苦竹駅

 

仙台空港アクセス線 仙台駅

 

 

仙台市営地下鉄東西線 国際センター駅

 

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